この記事の執筆は ”文学部”です

コミュニケーション学科・多文化共生ゼミが、川崎市での多文化交流事業を共催しました!

5月25日、川崎ふれあい館(川崎市川崎区桜本)で開かれた多文化交流事業「JFC劇団あけぼの公演&交流会」に文学部コミュニケーション学科小ヶ谷ゼミ(多文化共生論・国際社会学)が協力団体として参加しました。この事業は、地域で長年多文化共生事業に取り組む川崎ふれあい館と川崎市教育委員会が主催する、外国につながる子どもたちのための「多文化交流学級」プログラムの一環で、フィリピン・マニラを拠点として活動するジャパニーズ・フィリピーノ・チルドレン(JFC・日比国際児)の若者たちの演劇『クレイン・ドッグ~ルーツを探して』を鑑賞し、合わせて川崎市桜本地区の多文化の子どもたちやその保護者のみなさんと交流するという企画です。コミュニケーション学科ではこれまで、専門科目「共生のフィールドワーク」を通してふれあい館にはお世話になってきました。

当日は、小学生から高校生までの外国につながる子どもたちや、フェリス生を含めた神奈川県内の大学生や地域のみなさんが参加し、大変にぎやかな観劇会・交流会となりました。「複数の文化にルーツを持つ自分」のアイデンティティをどう受け止めていくのか、をテーマにした演劇は、多文化の環境に置かれた子どもや大人の複雑な心情を繊細に表現しており、学生たちも大変感銘を受けました。演劇鑑賞後の交流会では、元気な子どもたちにまざってフェリス生たちも一緒に歌やダンスの輪を作り、外国籍のお母さんたちのおいしい手料理に舌鼓を打ちました。

地域における多文化交流事業への参加を通して、「多様性が豊かさを生み出す社会」という思想としての「多文化共生」について、さらに実践を通して考えていきたい、という気持ちが増し、今後のさらなる学びへとつなげることができました。

文学部コミュニケーション学科教授 小ヶ谷千穂