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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

SEKIGUCHI, Yohei

関口 洋平 (せきぐち ようへい)

教育研究業績詳細はこちら

職位

准教授

専門分野

アメリカ研究、アメリカ文学、映画・映像研究、ジェンダー研究

教育・研究内容の紹介

アメリカ文化のなかで家族がどのように表象されてきたのかを研究しています。近年は特に、メロドラマや新自由主義といった枠組みを参照しつつ、育児を担う男性がアメリカ文学や映画のなかでどのように描かれてきたのかを考察しています。

主要な教育研究成果

「「イクメン」の誕生と新自由主義―20世紀後半アメリカにおける白人中流階級の父親の表象について」 *第五回斎藤眞賞受賞論文 『アメリカ研究』51、2017年

自己責任、アントレプレナーシップ、人的資本といった新自由主義のキーワードに注目しつつアメリカ文化における「イクメン」というイメージを分析し、人種・階級といった要素に焦点を当てながら20世紀後半における男性のジェンダー的役割の変化を考察しています。

主要業績 論文

“Father Nurtures Best: Neoliberal Melodrama of Beset Fatherhood in the Late Twentieth Century.” Ph.D. Dissertation, the University of Hawaiʻi at Mānoa, American Studies Department, December 2018

論文

「『ヒルビリー・エレジー』における家族の表象と新自由主義」 『人文学報』516-13、2020年3月

論文

「アメリカ保守研究とトランプ時代における歴史家の役割」 『立教アメリカン・スタディーズ』40、2018年3月

論文

“Captivity Narrative in Vietnam War Literature Reconsidered: Reading Tim O’Brien’s ‘The Sweetheart of the Song Tra Bong’ and Daniel Cano’s ‘Somewhere Outside Duc Pho’” Renyxa 5.3, 2014年3月

学歴

2005年4月  東京大学大学院人文社会研究科欧米系文化研究専攻英語英米文学専門分野修士課程入学
2008年3月  東京大学大学院人文社会研究科欧米系文化研究専攻英語英米文学専門分野修士課程修了
2010年8月  ハワイ大学マノア校アメリカ研究科博士課程入学
2018年12月 ハワイ大学マノア校アメリカ研究科博士課程修了

最終取得学位

2018年12月 博士(文学)(ハワイ大学)

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