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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

KAWAMOTO, Akitsugu

川本 聡胤 (かわもと あきつぐ)

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職位

准教授

大学院での研究指導分野

ポピュラー音楽・音楽理論・音楽学

専門分野

ポピュラー音楽・音楽理論・音楽学

教育・研究内容の紹介

(1)ポピュラー音楽研究・・・ジャズ、ロック、J-POPなどのポピュラー音楽の全体について、楽曲分析を通して体系的に研究しています。
(2)音楽理論研究・・・シェンカー理論、PCセット理論をはじめとする、近年の北米における音楽理論の様々について、研究を進めています。
(3)音楽学研究・・・音楽史における諸様式の混合、融合という観点から、音楽史を再構築する可能性について、研究しています。

主要な教育研究成果

欧米のポピュラー音楽を分析的、理論的に研究し、世界各地で発表してきています。その成果として、世界最大のアメリカ音楽事典である『グローヴ・アメリカ音楽事典』第2版(英語、オックスフォード大学出版局、2013)の項目執筆者に選出されました。また欧米のポピュラー音楽だけではなく、近年ではJ-POP研究にも本格的に取り組んでおり、その成果の一端は拙著『J-POPをつくる!』(フェリス・ブックス、2013)として出版されました。目下、本書の続編の執筆準備中です。

主要業績 著書

フェリス・ブックス(19)『J-POPをつくる! まねる、学ぶ、生み出す』(単著)フェリス女学院大学 2013

翻訳

『キース・エマーソン自伝』(単独)三修社 2013

論文

「音楽学的ポピュラー音楽研究~批判と擁護~」(単著)フェリス女学院大学音楽学部紀要 2012

学会活動

日本リズム協会代表および編集長 2012~現在

プロフィール

慶應義塾大学で修士号(美学)、ノース・キャロライナ大学で博士号(音楽学)。日本語および英語で研究・出版活動を行う。
研究成果を日本国内にとどまらず、アメリカ、メキシコ、カナダ、イギリス、スイス、ドイツ、イタリア、香港、オーストラリア、南アフリカ、スペインなどの学会で発表。
国際ポピュラー音楽学会(IASPM)、音楽理論協会(SMT)、アメリカ音楽学会(AMS)、日本音楽学会(MSJ)、日本ポピュラー音楽学会(JASPM)、日本リズム協会(JIR)などに所属。


『IASPM@Journal』、『Music Theory Spectrum』、『リズム研究』、『ポピュラー音楽研究』などの学術誌編集に携わる。 また、『キーワード150音楽通論』(アルテス、2009)、『グローヴ・アメリカ音楽辞典』(オックスフォード大学出版局、2013)、『高校生の音楽 2』(教育芸術社、2014)などの教育的・啓蒙的な書物の執筆にも協力している。

学歴

2006年5月 ノース・キャロライナ大学チャペル・ヒル校博士課程修了

最終取得学位

2006年5月 博士(Ph.D. in Musicology)(ノース・キャロライナ大学チャペル・ヒル校)

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