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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

KURATA, Masayuki

蔵田 雅之 (くらた まさゆき)

教育研究業績詳細はこちら

職位

教授

大学院での研究指導分野

声楽(オペラ研究・重唱研究)

専門分野

声楽(オペラ・ドイツ歌曲)

教育・研究内容の紹介

声楽における技術と精神
舞台とは日常とは異なる緊張がともなう世界です。確実な発声技術を論理、実践とも身につけ、心に余裕ができてくると精神面に集中できるようになります。技術をひとつひとつ確実に獲得し、非日常でないメンタリティーでのぞめるような理想的姿を作りあげて行くのが声楽の世界です。

主要な教育研究成果

ブリテン「ヴェニスに死す」1998年日本初演、モーツアルト「イドメネオ」2011年、などスタンダードなオペラ及び世界劇「黄金の刻」2006年などクロスオーバーな新作初演も演唱します。

主要業績 演奏会

ヴェルディー「椿姫」四日市文化会館 2013

演奏会

モーツアルト「イドメネオ」紀尾井ホール 2011

演奏会

一柳慧「光」新国立劇場 2003

著書

フェリス・ブックス(11)『破壊と再生はワーグナーから』(単著)フェリス女学院大学 2006

プロフィール

東京藝術大学及び同大学院修了。ベッリーニ「夢遊病の女」エルヴィーノ、シアターピース版バッハ「マタイ受難曲」エヴァンゲリストにてデビュー後、文化庁在外研修員としてミラノで研鑽、85’~90’ヨーロッパにてレハール「ほほえみの国」のタイトルロールやマルタン「イン・テッラパクス」などのソリストとして活躍。国内では新国立劇場公演「光」、「忠臣蔵」等々多くのオペラの主要テノールキャラクターを演唱して好評を得ている。98年日本初演ブリテン「ヴェニスに死す」アッシェンバッハは各方面より絶賛され注目を集めた。
オペラ出演作品は50作以上に至る。
バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ベートーヴェン「ミサソレムニス」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「大地の歌」などのコンサートのソリストとして主要オーケストラに招かれ高い評価を得ている。また、これまで開催した25回のリサイタルでは特にドイツ歌曲に心血を注いで来た。
二期会会員

学歴

1985年3月 東京藝術大学大学院声楽専攻ソロ科修士課程修了
1990年9月 ウィーン国立音楽大学中途退学

最終取得学位

1985年3月 芸術学修士(東京藝術大学)

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