この記事の執筆は ”就職課”です

インターンシップのススメ~参加するもう一つの意味とは?

年々インターンシップが盛んになり、就職活動を控えた3年生だけでなく1・2年生の早い段階から関心を持っている人も多く見られるようになりました。内容もいわゆる長期間じっくり取り組む「就業体験型」のものだけでなく、半日で終了する「短期見学型」のようなプログラムもあり、これって本当にインターンシップ?というものも増えてきています。

フェリスでは、インターンシップの一つとして、授業を通して参加する「キャリア実習」という科目を設けています。夏休みや春休みを利用して10~20日間、企業や団体でじっくり実習を行います。この夏もフェリス生が様々な場所で実習を行ってきました。

エネルギー会社で訪問営業を経験した学生、劇場でイベント運営や準備に携わった学生、国際協力機関で資金集めの一環としてブログ作成を経験した学生、海外で旅行会社のバックヤード業務を経験した学生・・etc。それぞれが長期間にわたり一つの組織に所属し、一人の社員や職員として業務を行いました。そこには、様々な発見がありました。

ある学生は、実習中に「雑談の大切さ」に気づきました。お客様に商品を紹介する上で、まずは信頼関係を築くために「雑談」が有効なのだそうです。またある学生は、事務職は決して地味な仕事ではなく「会社の司令塔」だと表現しました。その会社では事務職が「お客様と営業を繋ぐ架け橋」の役割を果たしていたようです。

多くの学生にとって、インターンシップに参加する最大の目的は、「迫りくる就職活動のために自分の就職先や適性を考える」ということかもしれません。もちろん、それが主な目的でしょう。しかし、参加するもう一つの意味は、「現在大学で学んでいることが、将来どのように生きてくるのかを知る」ことです。なぜ一般教養が大事なのか、なぜ、語学を勉強する必要があるのか、そもそも、なぜビジネスマナーが大事なのか。それに気づいて、実習後に「次はこんな科目を履修したい!」「○○の領域をもっと深めたい!」という「学ぶモチベーション」も同時に持ち帰ってきてくれる学生の存在は、就職課にとって大きな喜びです。

インターンシップの「もう一つの意味」をこれからも大事にして、学生のキャリア形成支援に務めてまいります。

実習後の事後研修のグループワークでの1コマ。
他の実習生の発表からも、いろんな発見や気づきが得られます。