この記事の執筆は ”文学部”です

日本語日本文学科が国文学会の企画で文学散歩に行きました!

2018年3月15日にフェリス国文学会では恒例の文学散歩を行い、浅草へ行きました。

まずは永井荷風も通った「六区」に所在する浅草演芸ホールへ。東京都内に4つある落語定席の一つです。チケット売り場の窓口では、まるで木戸番のような名物猫のジロリにお出迎えされて入場。三月上席の番組から落語を聴き、出囃子や本物の寄席空間にふれることができました。噺家たちの口跡の良い日本語や話すテンポ、観客の引き寄せ方等はふだんの演習発表にも参考になったことでしょう。

忘れてはならない浅草の食探訪、もんじゃ焼きで小休憩の後は浅草寺へ。境内を歩きながら浅草寺裏手一帯は奥山とよばれて見世物等興行が盛んだったこと、さらには猿若町の名で天保改革から明治まで芝居町として栄えたこと等を説明するうちに、仲見世の脇道にある歌舞伎作者・河竹黙阿弥旧居跡へ。

今は店舗となっている場所に石碑が建っています。江戸時代では芝居町の周辺に作者も役者たちも住居を構えました。今日の浅草は見上げればスカイツリーがそびえ、多くの外国人観光客が足を運ぶ地ですが、所々に日本文学・芸能の繁栄の跡が残っています。

浅草演芸ホールで落語を鑑賞
歌舞伎作者・河竹黙阿弥旧居

今回の文学散歩も国文学会役員が企画しました。文学散歩は年に一度のイベントですが、事前のリサーチを行い、スケジュールを組み、広報活動をして当日を迎えます。

このブログを読んで、フェリス国文学会の役員活動にも関心を持ってもらえる機会になれたら嬉しいです。そして今後はさらに多くの日文学生がイベントへ参加し、また役員への参加もしていただけるよう待望しています。

文学部日本語日本文学科教授 吉田弥生

チケット売り場窓口の名物猫のジロリ
もんじゃ焼きで小休憩