この記事の執筆は ”文学部”です

香の世界に魅了された三日間

日本語日本文学科専門科目「日本伝統文化を学ぶ」2018年度のテーマは、香道でした。

ご指導してくださったのは、香道直心流家元松崎雨香先生他、数名の師範の先生方です。

香道の歴史などについて講義を受けた後、学内の和室に移動し、六種香・三夕香・源氏香の香席体験を行いました。学生達は初めて体験する香席にやや緊張気味でしたが、先生のお点前を見習いつつ、お香の炷(た)き方、聞き方を習得していきました。

クライマックスは師範による伏籠のご披露です。キダーホールにステージを設置して、学生達は固唾をのんで見守りました。普段講義で使われている教室が、馥郁とした、深い香りの世界に包まれ、幽玄の世界を彷徨するようなひとときでした。

書物として馴染んでいた古典文学が、香という新たな世界の中で展開されていく様子を実体験として学べる、たいへん貴重な三日間となりました。

文学部日本語日本文学科教授 谷知子

和室での香席体験
伏せ籠