この記事の執筆は ”文学部”です

活躍する卒業生詩人・アーチスト

日本語日本文学科出身者の進路は実に多彩ですが、専門性を活かし、ことばそのものにたずさわる、詩人・アーチストという仕事もあります。そのような卒業生のお一人、柴田友理さんをご紹介します。

柴田さんは2010年に文学部日本文学科卒業、2012年には大学院修士課程を修了。そして、同年に刊行した詩集『子取りの産声』(思潮社)において、優れた評価を受け、学長賞を受賞しました。また、『子取りの産声』は多くの時評に取り上げられて注目を呼び、その後同年3月より、「肉聲で自作詩を朗唱する」天童大人プロデュースProjet「La Voix des Poètes」(詩人の聲)に参加して、毎月のように公演を行っています。最近では『現代詩手帖』(第57巻・第9号、2014年9月1日発行)に「幾何学模様の恋」が掲載されました。

日本文学科で学んだ後さらに大学院で学び、一時は文学研究を志した彼女ですが、本格的に研究の方法を学ぶ過程で、今まであまり聞こえなくなっていた「何か」の声がまた爆発的に聞こえてくるようになったといいます。現在彼女が取り組んでいる「肉聲での朗唱」というパフォーマンスに、フェリスでの学びからの通路が見出せるように思います。

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『子取りの産声』(思潮社)

文学部日本語日本文学科 島村輝