この記事の執筆は ”教務課”です

教員提案型授業「若者が変える社会:フェリスのシティズンシップ教育」を開講しています

フェリスでは、「教員提案型」の授業があります。これは、通常の大学での授業科目の枠におさまらないような、現代性や学際性のあるテーマについて、複数の教員が学生に「今」伝えたい内容を授業として提案する「学びの世界を広げる」というプロジェクトです。今学期は、「若者が変える社会:フェリスのシティズンシップ教育」と題して、文学部、国際交流学部、音楽学部の教員でオムニバス授業を組織し、木曜5限に開講しています。

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16-147_0620_04ここでいう「シティズンシップ」とは、「社会の構成員として自らの権利を行使し、能動的・主体的に社会に働きかける市民であること」という意味です。18歳選挙権制度が開始されフェリスで学ぶ学生全員が国政選挙に参加することになったり、日本や世界の将来が大きく揺るがされるような事態が進んでいる今日、フェリス女学院大学での学びを、実際に「シティズン(=市民)」として学生たちが社会の中で行動していくうえでの指針にするための発想や具体的な方法を提案できるような授業を目指して作られました。これは、フェリスの建学の精神に立ち返ることでもあります。

授業では、毎回違う学部・学科の教員がそれぞれの専門分野(憲法学、法学、歴史学、政治思想、文学、社会学、音楽など)の立場から「主体的な市民であること」についてさまざまなヒントを受講生に提供しています。全学部にまたがった教員と学生が、共通のテーマについて議論できるのも、今回のオムニバス授業の特徴です。

以下は、ある受講生からのコメントです。
「社会において、私たち若者ができることなど少ない、と感じていましたが、毎週のように先人たちの成功や失敗の歴史を先生方から学ぶことができています。高校以前の社会の授業とは全く違った面白さであり、先生方の”伝えたい”という気持ちを強く感じられます。毎週授業を終えると、この大学にいることに誇りを持つことすらできています。素晴らしい先生方がいて、新しい授業体系で社会参加の意義と、社会を変える意志とを私たち若者に持たせることができています。」

本授業では今後、フェリスの卒業生で市民活動の分野で活躍されているゲスト・スピーカーをお招きするなど、さらに「若者が変える社会」のあり方を具体的に考えていけるような内容が予定されています。

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