この記事の執筆は ”音楽学部”です

フェリス生のアイデアが、電車到着サイン音『アンダンテ』として結実しました

電車の音を聞いて慌てて改札を通り、階段を駆け上がってみると到着したのは向かい側の電車…。緑園都市駅での無駄なダッシュ。相鉄いずみ野線を使って緑園キャンパスに通うフェリス生ならば、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。これを音のデザインでなんとか解消できないものかと考え、約1年間かけて相鉄ホールディングス(株)、相模鉄道(株)の様々な部署のみなさんと一緒に作り上げたのが、電車到着サイン音『アンダンテ』です。

駅のすべての設備は安全安心のためにあります。そこで、駆け込み乗車をなくすためには、どんな長さのサイン音をどういうタイミングで流せば良いのか、何度も緑園都市駅のコンコースをストップウォッチ片手に歩いたり走ったりして、少しずつ明らかにしていきました。さらに音楽を学ぶ学生として、上りと下りのサイン音が同時に鳴っても不協和音にならず、誰が聞いても直感的に上りか下りか、快速が各停かわかるように、とことんこだわって作りました。

音環境デザインを学ぶ学生達が「音楽で人と社会を結ぶ」という音楽芸術学科のテーマを体現した『アンダンテ』。長く愛され、使われ続けてくれることを願っています。

実地検証を重ねる関係者
ゼミの様子
電車到着サイン音周知のポスター

※電車到着サイン音「アンダンテ」の詳細はこちら

音楽学部 音楽芸術学科 講師 船場ひさお