この記事の執筆は ”教務課”です

2017年度学生提案科目:私たちが学びたいこと~「表現の自由」と「共生」について考える~

2017年度の学生提案科目「私たちが学びたいこと」は、コミュニケーション学科3年の岸上凛々さんの提案により、「表現の自由」と「共生」について考える、という題目の下、コミュニケーション学科小ヶ谷千穂教授が担当して開講されています。

本講義では、権利として保障されるべき「表現の自由」が、私たちの気づかないところでどのように脅かされており、またそれに対してどのような議論が展開されているのかを知るために、テレビ番組やアニメ、漫画やドキュメンタリー作品を具体的な分析素材として取り上げています。また同時に、「表現の自由」の名の下に、他者の権利を侵害するような発想が生まれている現われとして、近年大きな問題となっている「ヘイトスピーチ」についても、ゲストスピーカーをお招きして議論を深めました。ほかにも、自分たちの中・高時代を振り返って身近な「表現の自由の規制」についてグループ・ディスカッションをしたり、毎回受講生からのレスポンスをもとに、私たちの「権利」としての「表現の自由」と、「他者との共生」とをともに実現できるような社会とはどういうものなのか、現在の政治社会状況にも触れながら、毎回熱心に議論が交わされています。

通常、学生は、既存のカリキュラムから授業を選択していくわけですが、この学生提案科目は、学生自身が「今、学びたい」ということが授業として実現されていくため、受講生の講義への取り組みも、とても熱心です。この授業の受講生の中から、さらに魅力的な「学生提案科目」がどんどん生まれていくことが、期待されます。