この記事の執筆は ”宗教センター”です

サマーキャンプ2017「今、生かされていること」

宗教センターは、恒例のサマーキャンプを伊豆の天城山荘において、本年9月4日(月)から6日(水)にかけて二泊三日の日程で行いました(参加:学生6名、教職員7名)。このキャンプは学外のキャンプ場を会場に、静かな自然環境の中で私たちの人生や信仰について考えることを目的としていますが、参加者の交わりを深めるために楽しいレクレーションプログラムも用意しています。

今年のキャンプの総合主題は「今、生かされていること」で、鈴木佳秀学院長を講師として、一日目は旧約聖書に基づいた「レビ人と祭司による『魂のみとり』」という題の講演を、二日目は新約聖書に基づいた「善いサマリヤ人とレビ人の末路」という題の講演を聴き、病や不幸などを罪の結果と考える応報思想の問題点と、そのような発想から解放された自由で意義ある人生の可能性について考えました。

今回は、宗教主事の相澤先生の発案で、ワールドカフェというグループワークの手法を取り入れて、少人数で「家族」や「召し」等の主題について自由に話し合う機会を複数回持ちました。この形式だと参加者全員が気楽に発言することができますので、活発な話し合いが出来ました。今回は天気に恵まれず、キャンプ期間中に雨が降ることが多かったのですが、一日目の夕方には雨が上がり、夕食は屋外でバーベキューを楽しみました。また、二日目の午後は晴れ上がったので、歩いて三十分くらいのところにある浄蓮じょうれんの滝まで皆でハイキングをしました。雨の後なので、滝はいつもに増して水量が多く大変見事でした。

二日目の夕方は讃美の時間で、秋岡学長先生の指導・解説のもとに、皆で讃美歌を沢山歌いました。今年は宗教改革五百周年なので、特に、改革者ルターに遡る讃美歌や、ジュネーブで生み出された詩編歌など宗教改革期の讃美歌を中心に歌いました。宗教改革期の讃美歌をこれ程集中して歌う機会は少ないので、思い出に残る貴重な時を過ごしました。二日目のプログラムが終わってから、山荘の庭に出て、皆で花火をして、伊豆最後の夜を楽しみました。

三日目は、まとめの話し合いをした後、閉会礼拝で締め括り、帰途につきました。総勢13名の少人数のキャンプでしたが、学生も教職員も大変充実した楽しい時を過ごせたと思います。

大学チャプレン 原口尚彰

主題講演
ワールドカフェの様子
滝への散策