この記事の執筆は ”共通教育”です

「横浜と音楽」プロジェクト演習報告

ディスカッションの様子

「横浜と音楽」をテーマに始まったこの授業は、具体的な企画を決める作業から始まり、慣れないグループでのブレインストーミング、ディスカッションに当初は壁がありましたが、次第にユニークな意見が出てくるようになり、『元町ハマトラファッションショー』『生のクラシック演奏を聴いてもらう』『簡単な楽器を作って一緒に演奏参加しよう』という3つの骨子が決まりました。

日産本社の方へプレゼンテーション

本番は7月14日土曜日。会場は日産 グローバル本社ギャラリーが候補に決まりましたが、「なぜその企画なのか?」「なぜそこでやるのか?」「誰に?」などの視点から更に企画を練り直して企画書を作成し、日産本社の担当者チームの方へのプレゼンまで辿りつきました。
スライドに頼らずに班代表者は1分以内で堂々とプレゼンし、無事採用。しかもご好意から2日間開催となり、最終的には想定外に大きく膨れ上がった、嬉しくもドキドキの大イベントとなりました。

当日のファッションショーの様子

『ファッションショー』は1970年代に元町で流行したハマトラファッションを再現し、新しいコーディネイトを提案するという企画。元町ショッピングストリート事務局に衣裳の協力をお願いし「フクゾー」「近沢レース」「Alice」「Base -1」のブランドから貸与が決まり、「キタムラ」からは何と4人分の洋服一式をプレゼントしていただきました。(最後の授業で争奪じゃんけん大会!)

「生のクラシック演奏を聴いてもらう」の演奏班

『生のクラシック演奏を聴いてもらう』を企画した演奏班は、会場には楽器がなく方針を変更するなど多々難航しましたが、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、トランペット専攻の演奏学科生らにアンサンブルの演奏を依頼し、自らもキーボードやサックス、クラリネット、ヴォーカルで演奏するなど短いプログラムながらも演奏充実を目指しました。
ステージから離れたスペースでは『簡単な楽器を作って一緒に演奏参加しよう』の楽器制作班が小さな太鼓や鈴を子どもたちと一緒に制作し、完成した楽器を持ってステージに上がってエンデイング演奏に参加してもらう企画となりました。

会場では両日とも100人以上のお客様に見守られつつパフォーマンスがスタート。大学祭などとは違い、責任が大きく伴う事が一番の心配点でしたが、学生の自主性や信念、企画の思いきりの良さに日産と元町商店街の担当者の方々の心が動き、ご協力をいただいたからこそ成功できた企画でした。元町ストリートファッションショーでパフォーマンスしていた彼女らの直向きさに、地元の方々からは称賛の声を多くいただきました。「横浜と音楽」で新旧横浜の街を繋げた足跡を残せた事がこの企画の真の成功であり、次に繋げて行く責務を感じています。この場を借りて御協力頂いた関係者の方々に心より御礼を申し上げます。

音楽学部演奏学科教授 土屋広次郎

日産 グローバル本社ギャラリーでの様子
炎天下の中の元町ストリートファッションショー