この記事の執筆は ”共通教育”です

大学祭(Ferris Festival 2018)に「プロジェクト演習(若者による文化の創造と発信)」が参加

全学教養教育機構(CLA)の「プロジェクト演習(若者による文化の創造と発信)」(谷知子教授担当)において、学生が開発した『百人一首』の和菓子「浜恋路(はまこひたび)」が、9月22日(土)横浜元町香炉庵各店舗で発売されました。発売後、読売新聞・毎日新聞・東京新聞・日本経済新聞・神奈川新聞・朝日新聞(掲載日順)の各紙面、テレビやネットで取り上げられるなど、大きな反響がありました。
11月3日(土)4日(日)の大学祭(Ferris Festival 2018)では、プロジェクト演習学生が、「浜恋路」販売・解説、かるた体験、本学図書館所蔵「新三十六歌仙画帖」パネル展示を行いました。4日は横濱はいから「シルキィレディース」の協力を得て、袴姿で登場。

チャペルでは、百人一首コンサートという珍しい企画を実践しました。音楽学部音楽芸術学科の学生による声楽とピアノ演奏に、『百人一首』の和歌の朗読・解説を組み合わせるという、和歌と音楽のコラボレーション企画です。一例を紹介すると、『百人一首』47番「八重むぐらしげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり」の朗読・解説の後、中田喜直(本学元教授)作曲「ちいさい秋みつけた」の歌、「浜恋路」の和歌『百人一首』56番「あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびのあふこともがな」、『百人一首』77番「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ」の後、横浜を象徴する「赤い靴」の歌を演奏するなど、和歌と音楽が交互に披露され、ラストは皆さんと一緒に「故郷」を合唱しました。文学部と音楽学部の学生がともに学ぶフェリス女学院大学ならではの、新しいスタイルのコンサートだったと思います。
『百人一首』という鎌倉時代に生まれた和歌文学が、現代の若者によって新たな文化として生まれ変わり、お菓子や音楽というかたちで社会に発信していく。来年度はまた新たな『百人一首』の商品開発に学生達が取り組む予定です。どうぞお楽しみに。

副学長・全学教養教育機構長 谷 知子