この記事の執筆は ”文学部”です

新元号「令和」をテーマとしたシンポジウムを開催しました!

2019年5月17日(金)、日本語日本文学科恒例の国文学会主催国文学会大会が開催されました。
会長の勝田耕起先生の開会挨拶からスタートし、総会では昨年度の活動・決算、本年度の活動計画・予算案が報告され、承認されました。

続いて、新元号「令和」をテーマとした講演会とシンポジウムが行われました。まず、講演会では、辰巳正明先生(國學院大學名誉教授)が「元号と東アジア文化」、宋 晗先生(フェリス女学院大学助教)が「なぜ「梅花歌序」は漢文で書かれたのか」、松田浩先生(フェリス女学院大学教授)は「旅人の書簡中の「梅花の宴」」という演題で、約30分ずつお話しされました。東アジア文化の中で元号を捉え直すスケールの大きな論、中国の「帰田賦」「蘭亭序」などを踏まえて「梅花歌序」が持つ歴史性(普遍性)へのまなざしを読み取る論、旅人の梅花の宴の背景を詳しく読み解き、九州大宰府と都、望郷の思いに託された梅花の意味を浮かび上がらせる論など、新見に満ちた刺激的なお話が展開され、フロアの学生達は熱心に聞き入っていました。

その後、演者のお三方によるシンポジウム「新元号「令和」を掘り下げるー『万葉集』と東アジアー」へと移行し、フロアから出された質問票を手掛かりに、『万葉集』の時代の東アジア文化園、東アジアと日本の現在・未来、平和への希求など、熱気あるやりとりが展開されました。

シンポジウムの風景

大会のポスター制作などの準備、当日の会場設営、受付や案内、司会進行など、国文学会役員学生が主体となって、運営がなされました。学生達の力を改めて実感しているところです。2019年度の国文学会がますます活発に、また実りあるものとなりますようにと願っています。

大会後、役員学生たちと

文学部日本語日本文学科教授 谷知子