この記事の執筆は ”宗教センター”です

「希望」~アンネのバラ記念礼拝~

6月12日(水)の学内礼拝は、アンネ・フランクの誕生日にちなみ、ボランティアセンターの学生たちが担当しました。アンネ・フランクは1945年、劣悪な環境の強制収容所においてチフスのために15歳で亡くなりましたが、もし生きていたらこの日は90歳の誕生日でした。

この日の礼拝では、緑園キャンパスの「アンネのバラ」を育てる活動をしている学生が「希望」について語りました。アンネが日記を記しながら抱き続けた「希望」は、ホロコーストの問題を考える際の大切なキーワードであり、また、聖書に何度も出てくる言葉でもあります。毎年、この時期にこのような礼拝を行なって平和を作り出す使命と希望を繰り返し心に刻むことは、フェリス女学院大学ならではの大切な営みとなっています。

アンネ・フランクが生まれてから90年、そして、アンネ・フランクが亡くなってから74年。世界は大きく変わりました。しかし、ホロコーストの時代の問題――特定の民族・障がい者・性的マイノリティーなどへの差別と虐殺、信仰や政治上の信念ゆえの死刑など――を学び知るとき、それらは決して過去のものではなく、姿を変えて現代にも潜んでいる問題であることに気付かされます。これらの問題に向き合いながらわたしたちが他者とともに生きることができるように、礼拝において皆で一緒に「愛されるよりも愛することを」のことばで有名な「フランチェスコの祈り」をささげました。

礼拝のあとには、アンネのバラの花びらから作られたポプリが参加者にプレゼントされました。ポプリだけでなくポプリの袋も、ボランティアセンターの学生が丁寧に作りました。

ポプリ
ウェルカムボード
礼拝の様子