この記事の執筆は ”その他”です

改めて見直されるメディア:紙芝居「ちっちゃいこえ」を図書館で実演

7月26日、図書館初の試み。紙芝居を実演しました。
演者は、図書館長の島村輝教授。
館長自ら拍子木で客寄せすると、フェリス生がどんどん図書館に吸い込まれていきます!

カンッカンッ「まもなく紙芝居が始まります」

紙芝居のタイトルは「ちっちゃいこえ」。
小さなネコの目線から、原爆の無差別性、残酷さを淡々と語っています。被爆というのは、原爆が落ちたそのときで終わるのではない。「あとから、じりじり じりじり 殺される」。人間もネコも土の中の微生物にいたるまで、あらゆる生物が放射線を浴びたり吸い込んだりすることで、そのダメージが細胞レベルに及び、一生その苦しみを背負い続けなければならないことを訴えています。

「『ちっちゃいこえ』のはじまり はじまり」

1998年から22回目を迎える平和学習の研修旅行、ジャパンスタディーツアーでは、今年も9月に外国人留学生と日本人学生が広島を訪れます。現地では広島女学院大学の学生とフェリス生、出身国、地域や背景の異なる学生たちが、自分たちの受けてきた平和、戦争に関する教育について意見を交わし、未来に向けて取り組むべきことを考えます。事前学習中の留学生も、真剣な表情で紙芝居に見入っていました。

満員御礼。立ち見の方も。

紙芝居は日本特有のものと言われています。昭和20年代くらいまで一世を風靡し、やがてテレビの普及などにより衰退していきました。しかし、インターネットが当たり前となった現在、生身の人間が語る、心のふれあいのある紙芝居があらためて見直され、KAMISHIBAIとして世界的に注目されるようになっています。

昭和にタイムスリップしたような図書館