この記事の執筆は ”文学部”です

アラビアン・ナイトでアラビア・料理を堪能:多文化・共生コミュニケーション学会

学生によって運営されている多文化・共生コミュニケーション学会では、世界の様々な文化に触れようと、いろいろな企画を練っています。

7月の今回は、アラビア料理を食べてみよう、というものです。この企画の趣旨としては、「アラブ」という地域はメディアの影響もあり、紛争地のイメージが強く、なかなかそこで暮らしている人々の生活が伝わってこないため、この地域の普通の人々が食べるものに触れようと思ったのです。(この点に関して、もっと勉強してみたいと人は、エドワード・W・サイード著『イスラム報道』がおすすめです。)

場所は、伊勢佐木町モールから一区画はずれたビルの地下。クウェートの日本大使館で腕を振るっていたシェフが営むレストランです。学会員が、20名ほど集まり、みんなでアラビア料理を堪能しました。

店内は落ち着いたインテリアや調度品に囲まれ、アラビアの弦楽器も置いてあり、とっても居心地の良い感じです。出てきた料理の数々は、ひよこ豆で作ったハムスや、パセリとトマトのサラダ、日本のコロッケに似たブロッコリーの揚げ物などでした。それらを、ホブズと言われるパンにはさんで食すのです。どの料理にもオリーブオイルがふんだんに使ってあり、乾燥した気候に適したオリーブが産地であることも分かりました。

お店のフロア担当は、なんとシェフの娘さんでした。日本に移住してきたようです。移動の社会学が専門の小ヶ谷先生やゼミ生たちには興味を持ったポイントがいつもあったようです。みんなと歓談しながら、モロッコ産のワインに魅了されました。

来ているお客さんたちは、やはりアラブ地域からの人が多く、日本にいても、故郷の料理を食べて、思いをはせているのでしょう。移民が多い地域であれば、多様な料理を味わうことができるので、ここ横浜は、そんな機会にあふれていると感じた夜でした。