この記事の執筆は ”共通教育”です

プロジェクト演習「フェリス女学院150周年記念プロジェクト」授業紹介

担当の秋岡 陽学長

プロジェクト演習「フェリス女学院150周年記念プロジェクト」(担当:秋岡 陽学長)は、『フェリス女学院150年史:図録・年表(仮題)』(2020年9月発行予定)の編集作業に参加し、出版・編集実務を学ぶ授業です。
今回は、受講生の新井 里実さん(文学部2年)に、授業の魅力を紹介していただきます。

今回私が履修したのは、大学での学びと社会との接点を意識し、フェリス生らしいリーダーの育成を目指す「FERRIS(実践教養探求課程)」の「プロジェクト演習」のひとつ、「フェリス女学院150周年記念プロジェクト」です。2020年の学院創立150周年に向けて『フェリス女学院150年史:図録・年表(仮題)』を、在学生の立場から様々な意見を出し合い、関わっていくというものでした。

まず、初回授業の自己紹介から、自分のことを人に伝える難しさと大切さ、相手がどのような人材や情報を欲しているのか、またそれに合わせた行動の仕方など、社会に出てなにを求められているのかを考えることの大切さを学びました。その後、出版企画書や著作権、マスコミ文章の基本を学び、実際に原稿を書き、添削や校閲することによって、編集者の疑似体験を行いました。そこで、将来の目標に一歩近づけたような、心躍る思いを経験しました。

特に印象に残っているのは、山手キャンパスを訪れた際、学院の資料室の方が「資料は私、フェリス女学院にとって国宝と同等なもの」と仰っており、私たちはこの熱い思いをどう表現できるのか、完全に第三者に伝えるにはどうしたらいいのか、そしてなにより「多くの人に伝えたい」という気持ちになりました。

また、歴史のなかで学院がはたした役割や「建学の精神」と「教育理念」の検証と展望、アイデンティティの形成・維持・継承に焦点を当て「フェリスで学ぶということ」を一から考え、プレゼンテーションを行いました。時には意見が衝突することもありましたが、より良いものを作るため、そして自分に足りないものやスキルアップに必要な課題を発見できるものとなりました。その後のディスカッションでは、「カード」を使用し、発表内容から声のテンポ、目線など、客観的意見をいただいて、相手にどのように思われているのかを知ることができ、大変刺激になりました。

この半年間の授業は、自分を見つめ、成長できる素晴らしい授業だったと思います。