この記事の執筆は ”音楽学部”です

石井記念オルガン建造30周年記念公演が満員御礼に

石井記念オルガンと4人のオルガニスト 写真提供:横浜みなとみらいホール

音楽学部が4年制大学となった1989年、山手キャンパスにフェリスホールが建築されたと同時に、ドイツ・バロック様式のパイプオルガンが建造されました。当時の学院理事長、石井千明氏が資金面でも多大な貢献をされたことから、このオルガンは「石井記念オルガン」と名付けられています。1989年から6年間、本学でご指導くださった世界的オルガニスト、林佑子先生のご助言のもと、「オルガニストにとってレパートリーの根幹をなすJ. S. バッハの音楽を理想的に演奏できる楽器を」とのオーダーで建造されたこのオルガン(テイラー&ブーディー社製)で、これまでに2,000人を超える学生が学んできました。

2018年度から開始された「バッハ・プログラム・シリーズ」の第2回は、オルガン建造30周年を記念して、10月23日に開催されました。音楽学部にて現在オルガンを指導している4人のオルガニストが総出演で、J. S. バッハ晩年の大作、《フーガの技法》からコントラプンクトゥス全曲を取り上げました。3年に1度開催されている「横浜音祭り」の一環である「パイプオルガンと横浜の街」にも参加したこの公演は、多くの音楽愛好家の関心を呼び、平日夜公演ながらもチケットは完売。フェリスで長年にわたりご指導くださった三宅洋一郎先生から寄贈された「三宅記念ポジティフ・オルガン」も加え、バッハの究極のポリフォニーを格調高く歌い上げました。

なお、当日、ホール地下1階に展示した、学生作成のオルガン紹介パネルも好評でした。

「横浜音祭り2019 パイプオルガンと横浜の街」
学生作成のオルガン紹介パネル 撮影:秋岡 陽学長