この記事の執筆は ”文学部”です

日本語日本文学科が国文学会観劇会で宝塚歌劇を鑑賞しました!

2019年11月9日(土)、フェリス国文学会は今年度第一回目の観劇会を日比谷にある東京宝塚劇場で行いました。今回鑑賞したのは花組公演。近年の宝塚歌劇を牽引し、絶大な人気を誇るトップスター・明日海りおの「退団(卒業)公演」にあたる機会であり、劇場全体が上演前から通常以上の熱気に包まれ、観劇会の実現は奇蹟的だと感じられました。観劇会を準備してきた国文学会役員学生が、企画から申請手続き、学内に貼りだす告知ポスターの制作などの準備、そして観劇会当日の受付まで精力的に取り組んだ賜物といえるでしょう。

劇場前に設置した受付の様子

上演作品は二部構成。第一幕、ミュージカル作品の『A Fairy Tale-青い薔薇の精―』(植田景子作・演出)は、19世紀半ばの大英帝国で植物学者が出会った青い薔薇の精が主人公。産業革命の現実世界と耽美的な薔薇の精霊と少女の恋という次元の異なる世界観が絡み合いながら展開する物語です。第二幕、ショー作品の『シャルム!』(稲葉太地作・演出)は、演出家が明日海りおのために、その魅力に合わせ、フランス語で魅力、色香、魔法、呪文などの意味を持つタイトルにした、と公演プログラムに述べられていました。そのタイトル名のごとく、パリの「地底の舞踏会」などのイメージが描かれ、甘美で妖艶な雰囲気の場面が明日海りおの圧倒的な歌唱力と花組の端正なダンスで綴られる作品でした。

終演後、参加者一部

参加人数は70名。日本語日本文学科の授業「少女歌劇の世界」の履修者にとっては、宝塚歌劇の歴史や構造に関する学習と実際の鑑賞が結びつく良き機会でした。

また、開演前の受付へ「卒業生です!」と立ち寄られた方もおられ、思わぬ卒業生との交流の場にもなりました。

文学部日本語日本文学科教授 吉田弥生