この記事の執筆は ”企画・広報課”です

歴史的建造物「山手10号館」

山手キャンパスの10号館は「横浜市認定歴史的建造物」に認定されています。

この建物は、1929年、日本に数多くの優れた作品を残したアントニン・レーモンド氏によって設計されたシンプルで真っ白い箱型の外観、フラットルーフ、大きなガラス面をもつスチールサッシなど当時隆盛し始めた「インターナショナル(国際様式)」と言われる建築の典型的な特徴がみられます。

1977年2月にフェリス女学院の所有となり、大学では建物の特徴を生かして演習室、教員の研究室、教職センター、宗教センター、学生相談室などとして利用していました。2007年12月に建築史・文化史のうえで貴重な建物として横浜市より歴史的建造物に認定されました。

2009年夏には外観保全の工事を行い、屋上のパラペット(外壁の手すり)にはられたグリーン系のタイルや煙突頂部のブルーのタイルにマッチした、お洒落で明るいオリジナルの姿が復元されました。

また2019年4月には、アントニン・レーモンド氏の孫で写真家のシャーロット・レーモンド氏が来訪し、10号館の内外を見学され、これまで知られていなかった興味深いお話(10号館の設計には内装関係でレーモンドの妻・ノエミも深くかかわっていたこと等)をうかがうことができました。

今後もよりよい形でこの建物を有効活用ができるよう検討していく予定です。