この記事の執筆は ”文学部”です

ハイブリッド・サポート・スタッフ(HSS):学生が講義環境を整備する

フェリスではこの4月から、本格的に対面と遠隔のリアルタイム授業、「ハイブリッド型授業」を始めました。非常勤の先生方にもご理解とご協力を得て、学生だけでなく、教職員の安心・安全を保障するための取り組みです。対面授業をやっていない大学がある中、フェリスは次の段階へ歩を進めていました。

そのハイブリッド型授業を可能にしているのが、すでにフェリスブログ(5月4日 学生サポートスタッフ活躍中 ~2021年度前期ハイブリッド型授業~)で取り上げられた学生サポートスタッフです。私はハイブリッド・サポート・スタッフ(HSS)と呼んでいます(私だけ・・・)。
私のゼミ生にもHSSがいますので、今回、ちょっと話を聞いて、その様子をまとめてみました。

学生サポートスタッフは、ハイブリッド型授業講義のサポートと教室の消毒や換気を徹底する感染症対策のためのスタッフとしてスタートしました。ハイブリッド型授業に関しては、研修を経て機器の操作など教員をサポートする役割を担っています。

どの授業のサポートに入るかはシフト制で、2週間区切りで選べて融通が効くそうです。当初は「授業」単位のサポートでしたが、いまでは教室のある「フロア」単位だそうです。それだけHSSも、サポートしてもらう教員も慣れてきたということですね。でも、稼働当初は、教員から荷物運びを依頼されたり、休講の連絡の仕方を聞かれたり、IDカードを着けているが故に学生には出席管理などをする授業全体をサポートするスタッフと勘違いされたそうです。それでも、毎回提出する「報告書(問題があったか、疑問点は無いかなどを記載)」を担当部署が確認してくれて、教員へ「できることとできないこと」のお知らせを徹底してくれたり、学生間では友達がHSSをやっているなど徐々に口コミで広がって、認知度が上がったとのことです。

そのようにHSSから提出された報告書から困りごとをすくい上げ、対応を検討・実施する環境がある、というのは、彼女らの安心に繋がります。そして、そのような環境のもとで、学生であるHSSが授業環境を整備してくれている、ということですね。

今回、実際にHSSとして動いてくれているゼミ生から話を聞いて、あらためて、新しいことを始める際に「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が必要なことに気づかされました。学生と担当部署のあいだの「ほうれんそう」があってこそのHSSです。
HSSのみなさん、いつもありがとう!!

追記:私のゼミ生たちが、HSS活動を通じて友だちが増えた、学年・学科を越えた交流のきっかけになった、と言っていました。同じ活動をする者同士、親近感がわくでしょうし、良いコミュニケーションの場にもなってるんだな、と感じます。

文学部コミュニケーション学科准教授 山崎浩一