バリアフリー通信 vol.8

~2012冬~

皆さん、こんにちは。
今回は、今年度バリアフリー推進室で取り組んだ活動のうち、先月のバリフリ通信vol.7には載せられなかった2つの活動についてご報告します。フェリスの学生は勿論のこと、たくさんの方にバリフリスタッフの活動を知っていただければ幸いです。

本学には、学生が企画した取り組みを大学が支援する「フェリスチャレンジプロジェクト」という制度があります。今年度は、バリアフリー推進室と連携し、学内のバリアフリーの徹底、および学内のバリアフリーに対する意識を高めることを目的にこの制度に参加しました。

「ALL FOR ALL バリアフリープロジェクト」と題し、一部の学生だけではなく、学生はもちろん教員や職員全体を巻き込んで、共にバリアフリーについて考える機会にしたいと思い活動しました。このALL FOR ALLという言葉には、バリアフリー推進室発足時から掲げている「一人が誰かのために・誰かが一人のためにではなく、それぞれが感じるバリアを取り除くためにみんなが活躍する」というメッセージが込められています。

バリアフリーという言葉から、敬遠される方もいらっしゃるかもしれません。フェリスチャレンジプロジェクトでは、そのような方にも興味をもっていただけるようにと考え、学生との出会いを作るために、まずオリジナルボールペンと冊子の配布を行いました。


オリジナルボールペン&冊子

このボールペンは、バリアフリー推進室で行っているノートテイク(vol.1 注1参照)の際に使用している、0.7mmの黒のボールペンを採用しました。濃いピンクを基調とした外観で、バリアフリー推進室のロゴも加え、学生が使いたくなるデザインを意識して作成しました。

ボールペンのクリップには推進室のロゴをデザイン

冊子はガイドヘルプや車イス介助などのサポートの仕方について、声かけから手引きまですぐ実践できるように解説した、カードサイズのものを作成しました。お財布やパスケースに入れて携帯し、必要なときに取り出し、サポートを実践してもらいたいという思いからです。12月には、これらのグッズを配布し、ガイドヘルプの体験イベントを実施しました。

少しでも多くの方がバリアフリーについて興味を持ち、学内だけでなく学外でも実践する力を身につけていただきたいと思います。

冊子「サポートガイド&バリアフリーマップ」

(文:三島菜摘)

2011年7月に相模原市にある翠ヶ丘教会の集会ⅰで、そして11月には神奈川県民センターでの講演会ⅱでスクリーンテイク(vol.4 注ⅰ参照)をさせて頂きました。学外でこのような機会を頂いたのは今年が初めての事でした。

情報保障を利用される方が一般の方という事もあり、常に心がけている事ではありますが、情報の正確さを追求し、トラブルを含めミスなどがないようにと参加したスタッフ全員が心がけてテイクを行いました。どちらの講演会の内容も震災や原発についてだったため、地名や専門用語など聞き慣れない言葉が多く、テイク自体もとても難しいものでした。そのため私たちの間で漂う緊張感も、だんだんと高まっているように感じました。

休憩中には利用者の方とお話をすることができ、細かい要望を聞くことによって、利用者の方のニーズにこたえることができたのではないかと思います。学内での講演会ではこのような機会がほとんどないので、スタッフにとって有意義なものとなりました。また講演会にいらしていた多くの方から労いの言葉をかけて頂きました。


翠ヶ丘教会の集会 休憩中♪

学校から飛び出し、異なった環境で行ったテイクによって、たくさんの事を学ぶことができ、私たちバリフリスタッフにとって大変貴重な経験となりました。これからも積極的に学外でもテイクなどの活動を行い、さらに多くの事を学び、これからの活動につなげていきたいと考えています。

(文:川浪由樹子)

いかがでしたでしょうか。 どちらも私たちスタッフにとって初めての経験だったため、学ぶ事がとても多く、大変有意義なものとなりました。この経験をいかし、今後もいろいろな活動に挑戦していきたいと思います。

(編集:中田詩織)

ⅰ日本基督教団神奈川教区社会委員会主催「東日本大震災被災者支援集会」2011年7月18日
ⅱ日本基督教団神奈川教区核問題小委員会主催「放射能からこどもたちをどう守るのか ~福島と神奈川の「協働」にむけて~」2011年11月20日

(更新日:2012年2月14日)

フェリス女学院大学 バリアフリー推進室
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