バリアフリー通信 vol.24

「2019年度の活動~学外へ発信しました~」

2019年度は学内のサポート活動はもちろん学外へバリフリの活動を発信することにも力を入れてきました。学生スタッフたちは日ごろサポートをしている中で感じたこと、利用学生とサポーターの関係性など意見交換をし発信することで見えてきた課題や気づきがあったようです。ぜひご覧ください。

私達は11月30日にSupporters’ Forum 2019 at Seijyo Universityに参加しました。 まずは、参加者、参加校全員で集まり、開会式を行った後、それぞれの教室に移動し、ポスターセッションを行いました。私達バリフリもポスター発表をしました。
ポスターを作成するにあたって、バリフリでは、作成前にミーティングを行い、意見交換をしました。そこで出た意見をまとめ、ポスターが完成しました。当日は、多くの方に興味を持ってもらい、私達の活動を多く発信できたように思います。そして、ポスター発表の後半では、私達は他の団体の発表を聞きに行くことが出来ました。私はバリアフリーに関してサポートを行っている団体の話を聞きに行きました。1番印象に残ったことは、他大学では支援を受ける人もそうですが、サポーターの人数が本学よりはるかに多いことです。なぜこんなに多くのサポーターが集まるか疑問に思い尋ねました。すると、その団体に所属しようと思ったきっかけが、友達でもあり、支援を受ける人でもある人の存在が大きいと言っていました。私達もサポーターとして壁を作ることはせず、友人といったような比較的に近い関係を求めて活動してきました。しかし、サポーターの人数を増やすことに頭を悩ませてきました。これらのお話を聞いてもっと多くの方法でサポーターの人数を増やしていけるのではと考えました。

そこで、私は、サポートについての講習会やノートテイクやパソコンテイクの講習会を全学生対象に学期に1回程度から始めていくとなにか変わるのではないかと思いました。本学のバリアフリー推進室では、サポーターの募集に関して毎年何かと対策を練るのですが、なかなか人数を思うように集めることが出来ていない状況です。上記に示した通り、まずは本学学生にバリフリのことについて知ってもらうことが重要だと思います。4月に入学してくる新入生だけでなく、在学生に知ってもらうことで知り合いから知り合いへと徐々に認知されていくのではないかと考えます。私達バリフリスタッフの練習も兼ねて、体験会等の企画もしていきたいです。それは、パソコンテイクやノートテイクもそうですが、車いすのサポートやアイマスクをした人のサポートなど友達同士で楽しくサポート体験できるものから企画し、バリフリについて知ってもらうことはいいのではないかと思っています。

今回、このサポーターズフォーラムに参加して、多くのことを学ぶことが出来、新たな発見もありました。この経験を今後、バリフリで活かしていきたいと思います。

(文:岡野 玲奈)


ポスターのデザインも好評でした


多くの方に発表を聞いていただきました

12月15日、神奈川県共生社会実現フォーラムに参加しました。これは共生社会の実現を目指す団体や企業が集まり、展示やポスター発表を行うという企画です。
バリアフリー推進室としてこの企画に参加したのは“外部へ活動の発信をする”という大きな目的がありました。今までは校内での活動が中心でしたが2019年度からは発信も始めようとSupporters’ Forum 2019 at Seijo University、そしてこの共生社会実現フォーラムでポスター発表に参加しました。

私はポスターの制作と、当日の発表を担当しました。制作では慣れない作業に戸惑うこともありましたが、ポスター発表に参加してよかったと思ったのは、自分たちの活動理念を改めて意識できたことと、今の活動の問題点や今後の展望について考えられたことです。ポスター制作のためにみんなで意見を出し合ったり、事前に発表練習や、来場者の方から質問が来ることを見越した想定質問の練習を行ったりする中で、自然と活動理念や今の活動について考えることが出来ました。

当日参加してみて印象に残っていることは2つあります。1つはやはり、障がいを抱えてサポートを必要としている方の多さです。来場者の方がポスター発表を見て声をかけてくれることが多くありましたが「私が学生のときこういう団体が欲しかった」と話してくださる方が何人もいらっしゃいました。また、そのように声をかけてくださる方の多くが、見た目では障がいを持っているとわからない方が多かったので、私たちが普段気づかないだけで、サポートを必要としている方はたくさんいるのだと改めて感じました。
2つ目はほかの企業・団体の取り組みを見て感じた、ニーズの把握の重要性です。どこの企業や団体の取り組みも、しっかり利用者に意見を聞くことでニーズを把握し、的確にそのニーズに応えた活動をしていると感じました。私たちもサポートをルーティン化してしまうのではなく、利用学生のニーズをしっかり聞いた上で活動していくことが重要であると思います。

今回のフォーラムへの参加で、私たちの活動を発信するということは、他の参加団体や来場者の方から受け取れるものがあるのだと気づくことができました。2020年度も積極的に外部への発信を行い、同時にたくさんのものを吸収していきたいです。

(文:河野 有紗)


県庁前にて記念写真


来場者の方からたくさん質問もいただきました


いかがでしたでしょうか。バリフリをより良いものにしていこうと学生スタッフたちは日々向上心を持って活動しています。学生スタッフたちの活動をこれからも見守っていただけましたら嬉しいです。次回のバリフリ通信もお楽しみに!

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