本学日本文学国際会議実行委員会が『生誕150年 世界文学としての夏目漱石』を出版しました

『生誕150年 世界文学としての夏目漱石』
フェリス女学院大学日本文学国際会議実行委員会(編)
委員長:佐藤 裕子(文学部 日本語日本文学科 教授)
副委員長:島村 輝(文学部 日本語日本文学科 教授)
勝田耕起(文学部 日本語日本文学科 教授)
大野 英二郎(国際交流学部 国際交流学科 教授)
寺尾 隆吉(国際交流学部 国際交流学科 教授)

出版社:岩波書店
発行日:2017/3/24

(実行委員長佐藤裕子教授のコメント)
2016年12月8日~10日、第10回フェリス女学院大学日本文学国際会議「夏目漱石国際シンポジウム」を開催しました。シンポジウムでは、世界文学の読者・夏目漱石が、小説家・夏目漱石となり、その夏目漱石の作品が今度は世界文学として世界中の読者に読まれている構図が一目で理解できるという、今までにはない内容を目指しました。各国の漱石研究者による、白熱した3日間の議論を報告する形でまとめたのが本書『世界文学としての夏目漱石』です。小森陽一氏の基調講演を総論「世界文学としての夏目漱石」とし、第一部「漱石は世界をどう読んだか?」、第二部「今、漱石を読む」、第三部は「世界は漱石をどう読んでいるか?」という構成となっています。また付録として「『文学論』の中で引用された作品一覧」、「夏目漱石翻訳作品一覧」、本学大学院生オルネド・ルシアさんによるスペイン語訳『夢十夜』「第三夜」を収録しています。小説家でもあり、研究者・評論家でもあった漱石の思考・嗜好(作品の好み)を丸ごと可視化するという試みを、堪能していただければと思います。

第10回日本文学国際会議「夏目漱石国際シンポジウム」の概要はこちらから