2018年06月25日

フェリス女学院大学が「全学教養教育機構(CLA)」プロジェクト演習を開講 — 学生が企業・行政と連携し、課題解決に取り組む

フェリス女学院大学(神奈川県横浜市/学長:秋岡陽)は今年4月から、実社会で求められる課題解決力を実践的に学ぶPBL型授業「プロジェクト演習」を開講している。2018年度前期は「“横浜を音楽でつなぐ”イベントの開催」、「百人一首を題材とした和菓子の商品開発」、「横浜の水源地の地域活性化策の提案」、「自校史の出版にむけての活動」4つを開講。学生らは専任教員の指導のもと、さまざまなイベントの企画や商品開発、それらを通じた地域活性化などに取り組んでいる。

フェリス女学院大学は2017年4月、伝統あるリベラル・アーツ教育を新しい時代の実践型教養教育として展開する「全学教養教育機構(CLA)」を開設。2018年4月からはCLA科目の一つとして「プロジェクト演習」を開講している。

<実社会で求められる教養を探求するPBL型授業「プロジェクト演習」>
「プロジェクト演習」では、課題解決型授業PBL(Project-Based Learning)を効果的に取り入れ、大学での学びと社会との接点を意識しつつ、現代社会で求められる実践型の教養を身につけることのできるプログラムを展開。学部横断の開講科目のため、他学部や他学科の学生とも接点を持つことで新たな視点からの刺激を受けて、学びを深めることが可能となっている。
また、学生たちが導き出した解決策やアイディアが実社会で通用するのか、企業や行政などの連携先から具体的なフィードバックを受けることで、現代社会で必要とされる教養とは何か、また教養を実践的に活用するにはどうすべきかについて、多角的に学ぶことができる。

<4つの「プロジェクト演習」>
2018年度前期は「”横浜を音楽でつなぐ”イベントの開催」、「百人一首を題材とした和菓子の商品開発」、「横浜の水源地の地域活性化策の提案」、「自校史の出版にむけての活動」をテーマに開講。学生は10~20名ずつのゼミ形式で、専任教員の指導のもと、実社会と結びついた課題を具体的に設定し、解決策や企画を立案・提案する方法を体験的に学ぶ。

◆「横浜と音楽」 ”横浜を音楽でつなぐ”イベントの開催
(担当教授:音楽学部 土屋広次郎教授)
横浜の企業や自治体等と連携し、横浜を盛り上げるユニークなイベントを企画・実施するプロジェクト。会場の候補としていた日産 グローバル本社ギャラリーに学生が自ら企画を売り込み、7月に開催が決定している。”横浜を音楽でつなぐ”をテーマに、(1)横浜ゆかりの楽曲の演奏(2)自分で作った楽器で演奏に参加するワークショップ(3)フェリス生による新旧ハマトラファッションショーをコンサートスタイルで展開する予定。現在は、イベントの実施に向けて具体的な準備を進めている。

日産 グローバル本社ギャラリーでの学生プレゼン

◆「若者による文化の創造と発信」 百人一首を題材にした和菓子の商品開発
(担当教授:文学部 谷知子教授)
 鎌倉時代に生まれた『百人一首』の新たな魅力を、フェリス生の感性と力で再発見するプロジェクト。同大山手キャンパスの近くにある横浜元町の和菓子店「香炉庵」と協定を結び、『百人一首』を題材にした和菓子の商品開発を行っている。テーマとする和歌の選定や商品のネーミング、パッケージ企画を行い、今秋には店舗での販売を予定している。

商品開発のためのグループワーク

◆「ボランティアと地球」 横浜の水源地の地域活性化策の提案
(担当教授:国際交流学部 佐藤輝教授)
 横浜の水源地である山梨県道志村の地域活性化に取り組むプロジェクト。道志川の源流域や現地の観光スポットなどを視察し、学生視点で村の魅力を再発見。それらの学びを、地域活性化のためのイベント企画や、村の特産品を使用した商品開発といった地域活性化策に落とし込み、7月に提案を行う予定。

道志村視察の様子

◆「フェリス女学院150周年記念プロジェクト」 自校史の出版にむけての活動
(担当教授:秋岡陽学長)
 2020年にむかえるフェリス女学院創立150周年にむけて『フェリス女学院150年史:図録・年表(仮題)』(2020年9月発行予定)の編集・出版作業に取り組むプロジェクト。フェリス150年の歴史を紐解く中で、横浜や日本におけるキリスト教女子教育の歴史などについても学びを深めている。

フェリスの歴史的建造物を訪ねて

(関連記事)
・フェリス女学院大学「全学教養教育機構(CLA)」 — 社会と繋がって実践的に学ぶPBL型授業「プロジェクト演習」を開講 –(2017.08.01)
 https://www.u-presscenter.jp/2017/08/post-37796.html

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