小泉泉准教授が絵本『どっちの勝ち?』を翻訳出版しました

『どっちの勝ち?』
トニ・モリスン(著)、スレイド・モリスン(著)、
パスカル・ルメートル(絵)、鵜殿えりか(訳)、小泉泉(訳)

出版社:みすず書房
発行日:2020年7月1日
訳者:小泉 泉(文学部英語英米文学科准教授)

矛盾だらけの世界で生きぬくために、必要な知恵はなに? 現代社会の「イソップ物語」絵本。
トニ・モリスン(1931-2019)はアフリカ系アメリカ人で初めてノーベル文学賞を受賞した女性作家です。社会における子どもたちの複雑な「生」に人一倍心を寄せてきました。

夏が終わると貯蓄と家庭生活にいそしむアリと、仕事を失ったアーティストのキリギリス。権力の絶頂から落ちたライオンと、ライオンと友だちになることで自分は強いと誤解するネズミ。恩を仇で返したヘビにたいし、おじいさんはどうする?
おとなは「友だちみんなにやさしく」とか「けんかはよくない」と言います。だけど、現実は甘くない! それは子どもが一番知っている。わけのわからない世界で傷つき、必死に向き合っているのが子どもの毎日です。
子どもも大人もこの絵本を一緒に読んで、知恵とかコツを見つけてください。自分の足で、自分らしく、自信をもって歩いていけるように。

(出版社HPより)