齋藤孝滋教授の編著『増補改訂版 地域言語調査研究法』が出版されました

『増補改訂版 地域言語調査研究法』
出版社:株式会社DTP出版
発行日:2020年5月12日
編 著:齋藤 孝滋(文学部 コミュニケーション学科 教授)

1999年に株式会社おうふうから刊行して頂いた『地域言語調査研究法』は、平成最後の4月に、株式会社DTP出版社社長鳥居有一様のご厚意により、主に学習上の参考図書に近年の良書を補い改訂した『改訂版 地域言語調査研究法』として刊行して頂いたばかりであるが、この度、論文編所収論文に関連する重要文献(『地域言語調査研究法』が刊行された1999年前後~今年2020年)を「発展的関連文献」として大幅に増補、併せて演習問題も増補し、さらに所収論文についても、ややわかり難いと思われる部分について編者がよりわかり易い表現に改めるなどし、『増補改訂版 地域言語調査研究法』として刊行して頂く運びとなった。

論文編所収論文は、執筆から20年以上(もととなる調査からは約25年)経ているが、現在でも新鮮かつ斬新な視点・方法は輝きを失っておらず、実際に、複数の論文がここ数年の間に発表された主要学会の学会賞受賞論文や、方言・地域言語研究の新視点を論ずる論文集書籍に引用されているのである。従って、言語研究の入門者は、本書巻頭の参考図書を読み進めながら、論文編論文を理解し、巻末の演習問題を解くことで基礎力を養成し、卒業論文・修士論文・博士論文執筆者は、本書論文編論文とそれらの「発展的関連文献」を併せ読むことで、自らの研究力を高めながら、研究を発展させることができると思われる。

(本書「増補改訂版刊行にあたって」より抄録)