フェリス女学院大学

2025年4月フェリス女学院大学は、生まれ変わります。

フェリス女学院大学のキャンパスを見渡せば、
教育理念「For Others」のもとで、
互いの個性、興味や活動を認め合う気風があります。
2025年4月、フェリス女学院大学はそうした
多様な個性を持つ学生たちが、
さらに「個」を磨き、「共生」を学べる場へと進化します。
リベラルアーツ教育をベースに、
さらにキャンパス内外での実践や多様に広がる
学びの選択肢を組み合わせることで、
一人ひとりの想いを尊重しながらも、
たしかな未来をつかみ取れるように。
不透明な時代にあって、
小さな勇気をもって踏み出す一歩から、
4年後に力強く走り出せる強さを。
フェリス女学院大学は、
これからの時代のために生まれ変わります。

新たな時代へ、受け継ぐこと、進化させること。

これからのフェリス女学院大学の未来を考えるために、教職員、在学生、卒業生が集い、受け継ぎたいこと、進化させたいことを語り合うワークショップを開催。その中で新たな魅力発見や改善が生まれ、今まさにオールフェリスで未来への道しるべを築いています。一つひとつの声が新たなフェリスへの一歩となります。

学長メッセージ

リベラルアーツ×実学 具体的な将来を導き出す4年間へ

フェリス女学院大学は、建学以来リベラルアーツ教育を中心軸として、社会で求められる教養と専門知識を持つ人材を育成してきました。時代が変わり、ニーズが細分化する中で将来に向けてより具体的なスキルや知識が求められるようになった今、リベラルアーツ教育と実践的な学びを融合した新たな学びの環境が必要と考えています。現在、私を含め教職員、学生、卒業生が同じ場に集い、改めてフェリスの魅力を見つめ直し、共有しながら、オールフェリスで生まれ変わろうとしています。学生と社会に求められる大学として、2025年4月にフェリスがどんな姿になるのか。これからのフェリス女学院大学にどうぞご期待ください。
学長 荒井 真

REAL VOICE

一人ひとりの個性を
認め合える雰囲気を
これからも。

音楽学部/音楽芸術学科4年生
加藤 花さん

VOICE

ジェンダー論をはじめ、
専門外の科目の学びが
モチベーションに。

文学部/日本語日本文学科4年生
粕尾 彩乃さん

文学部/日本語日本文学科4年生 粕尾 彩乃さん
VOICE

卒業後に改めて感じる
一生モノの縁の喜び。

文学部/英語英米文学科2022年卒業
清田 真由さん

VOICE

新たな時代へ日々進化するフェリスの学びの環境。

2025年に生まれ変わるフェリス女学院大学。
常に変化する時代の中で
最善の学びの環境を届けるために、
フェリス女学院大学は進化しています。

2023年度

「これから」の時代を生きるために必要なスキルを育成。全学部学科横断型の「副専攻制度」を導入。

既存の3学部5学科の学びに加えて、「副専攻」というスタイルで学修できる制度を導入。
「ジェンダーとキャリア」「デザインと表現」「データサイエンス」の
3つの副専攻の中から全学部の学生が自由に選択できます。
各学部学科で取り組む主専攻の学びと組み合わせることで成長の幅が広がり、人生を
豊かにし、キャリアを自ら切り開いていくためのスキルを身につけます。

国際社会で活躍できる能力を養成。国際交流学部で新たなプログラム制をスタート。

学修目標に沿って知識を深めるプログラムを刷新し、
「グローバル社会」「国際地域文化」「SDGs・ライフデザイン」を設定。
国境や文化の違いを超えた、人と人の結びつきについて学び、考え、
グローバルな視点で発想・行動する専門的知識を身につけます。

2024年度

CLA(Center for the Liberal Arts)※のカリキュラム改革

大学での学びに不可欠なライティング、ICT等のスキル系科目や、
卒業後のキャリアを見据えた科目を充実。
CLAでの幅広い教養教育を通じて多様なスキルを身に付け、
キャリアや社会との接点を自発的に考える機会を創出します。
※全学生が自由に学ぶことができるフェリス独自のリベラルアーツ教育。文理横断・融合的に幅広い教養を身に付けることができる。

2025年度
  • 共に生きる力の学び

    複雑化・多様化するグローバル社会において、
    異なる背景をもつ人々と共生・協働する社会を構築するために必要な知識に加え、
    経済やビジネスの基本を身につけ、よりよい社会を構築するために必要な学びを展開します。
    例えば、国内外の各地域の動向や人と人との交流において発生する課題とその解決策を、
    理論と実践の両方の観点から学びます。最前線での実務経験のある教員を配置。
    卒業後は国際的なビジネスシーンや観光業といったグローバルな領域や
    多様化する身近なコミュニティ等のグローカルな領域で協働できる力を身につけます。

  • 他者を理解する力の学び

    フェリスでは以前からPBL型の授業やフィールドワークを活用した学びを導入して来ましたが、
    その実績を活かし、社会との接点を持つ学びを充実させます。
    例えば、グローバル化が進む社会において、言語、民族、
    ジェンダーやセクシュアリティの多様性、
    理論的な学びと社会における実践とを融合させ深く学びます。
    他者を理解し共生する社会において幅広く活躍できる力を身につけます。

  • 表現し発信する力の学び

    定評ある語学教育によって身につく言語運用能力を基本の力として、
    人と人とをつなぐ多様なメディアやツールが広がる現代社会に対して、
    表現し発信する学びを拡げます。例えば、社会や文化、芸術の「今」を分析。
    その方法や技術を学ぶとともに、コンテンツの制作、発信する方法についても学びます。
    自ら表現し、情報を発信することで、
    多様化する現代において相互の理解と共生をイノベートする力を身につけます。

  • 資格・職業に直結する学びの強化

    フェリスでは教職課程、日本語教員、社会調査士、
    認定心理士の資格を取得できる科目をそろえていますが、
    2025年度からは公認心理師の資格取得に挑戦できるように準備しています。
    授業のなかでインターンシップに取り組む「キャリア実習」をはじめとして、
    授業と連携したキャリア支援を充実します。
    就職活動や卒業後、社会に出てからも具体的に活かせる資格の取得支援も進めます。