中期目標・中期計画

フェリス女学院大学13-16PLAN

本学では、2009年度以降の自己点検・評価作業を経て、自己点検・評価の実質化には到達目標の具体化が必要であるとの共通認識を確認し、改善に取り組むこととしました。内部質保証の観点から、部署単位のみでなく、大学全体を俯瞰し、中長期的な視点、あるいは部署横断的な視点から、教育の質を向上させるための取り組みを検証し、企画・立案する機能が必要との認識からです。その結果、従来単年度で検討してきた事業計画を、今回は4年間(2013-16年度)を単位とする中期計画の観点から策定しました。

4年間を通じてつねに目指すべき最上位目標は、あくまでも、フェリス女学院の建学の精神である「キリスト教の信仰に基づく女子を対象とする教育」と、教育理念「For Others」のさらなる具体化・推進です。

そのための具体的な事業計画を策定するにあたり、2013-16年度の4年間は、とくに次の4点を基本方針として重視することとしました。

また、これらの4つの基本方針のもとに、それぞれ中期目標を設定し、さらに各中期目標のもとに、具体的な中期計画(事業計画)を立案しました。なお、以下の事業計画は、2013-16年度の中期計画として立案されたものから抜粋したものです。

【基本方針1】「建学の精神」「教育理念」の明確化

大規模総合大学がスケール・メリットをいかした改革をすすめるなか、本学のような小規模大学は「建学の精神」「教育理念」を明確に示すことで差別化をはかり、特色ある教育によって、独自の役割とポジションを確立していくことが必要です。 2013-16年度の4年間では、「建学の精神」や「教育理念」をただ題目として論じるだけでなく、具体的な実践活動として展開し、その「良さ」や「意味」を学内外にアピールできる事業を積極的に展開していきます。

  • キリスト教精神/For Othersの実践
  • 女子大の特色を活かした教育・事業展開
  • ブランドの構築
  • 中期計画に基づく教学改革の推進

【基本方針2】安心・安全なキャンパスづくり

「13-16PLAN」は、2011年3月11日におきた東日本大震災の経験と切り離して考えることができません。 首都圏直下型地震が起こる可能性が高いとされ、大規模自然災害への不安が高まるなか、学生たちを安心して受け入れられる(子どもを安心して家から送りだせる)キャンパス環境の整備が急務です。 あわせて、食の安心・安全、持続可能な環境への配慮を行い、あらゆる面で安心・安全なキャンパスづくりに取り組んでいきます。

  • キャンパス環境の整備
  • キャンパスの安全確保
  • 食の安心・安全
  • 学生生活支援体制の充実
  • 地域連携の推進

【基本方針3】受験生・学生に支持される大学

18歳人口の減少期を目前に控えたこの時期、受験生・学生に真剣に向き合い、そのニーズにあった即効性のある事業を優先的に推進することが求められます。
2013-16年度の4年間は、なにが優先的に行われるべきかを検証しなおす時期です。
教学改革・学生支援・就職支援・国際化推進・施設設備改善などの積み重ねで在学生・保証人の満足度を高め、結果として受験生からも支持される大学を目指していきます。

  • 受験生の視点からの入試制度見直し
  • 受験生への広報の強化
  • 教育の充実
  • 学習支援体制の充実
  • キャンパスの活性化
  • キャリア形成支援の充実
  • 国際化の推進
  • 研究活動の充実

【基本方針4】大学の発展を支える組織体制の強化

教学の様々な戦略的事業を展開するにあたり、教員とともに大学運営の企画・立案をになう事務組織の職能開発の推進や適正な人材配置など、大学の組織体制を強化することが必要です。
また、大学を支える様々なステークホルダーに対し説明責任が果たせるよう、実質的な自己点検・評価の推進も欠かせません。
さらに、中期計画と予算編成の連動により、経常的支出の抑制・戦略的事業に対しての重点的な予算配分を行うなど、大学財政の健全化をはかっていきます。2013-16年度の4年間は、今後の大学を支える組織体制の強化について集中的に取り組んでいきます。

  • 大学組織の機能強化
  • 財務状況の健全化
  • アカウンタビリティの確保
  • 同窓会・卒業生との連携強化
  • 奨学会との連携強化
  • 生涯学習の推進