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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

YAMAZAKI, Koichi

山崎 浩一 (やまざき こういち)

教育研究業績詳細はこちら

職位

准教授

大学院での研究指導分野

発達支援とコミュニケーション・親子関係の発達・ことばの発達・自己調整機能の発達など

専門分野

臨床発達心理学・教育心理学 【保有資格】公認心理師、臨床発達心理士、認定心理士(心理調査)、保育士

教育・研究内容の紹介

コミュニケーションのための重要な道具としてのことばの発達、特に母子関係とことばの発達に関する音声学的研究を振り出しに、現在では、コミュニケーションとしての効果的な発達支援方法の模索をテーマとし、実践・研究しています。公立学校のスクールカウンセラーとして、放課後等デイサービスや保育園の発達アドバイザーとして、教諭や指導員、保育士の方々と共に悩み、考えている毎日です。
また、「大学における発達支援」と題して、学生が将来を見据え、自身について真剣に、かつ、効果的に考えることが出来るような支援方法を共同研究として模索してもいます。大学生にとって大学は、社会人として社会に出て行く前の、最後の発達支援機関です。その重要な役割をどのように具体化できるのか、悩んでいます。
講義やゼミでは、「人間は考えることくらいしか能がない」をモットーに、課題を通していろいろな視点からものごとを考えてもらえるよう、やはり悩み考えています。

主要な教育研究成果

母親の働きかけとことばの発達、丁寧なことばとくだけたことばの使い分けの発達、さらには、大学生への発達支援に関する研究から、発達とはバランスの問題であることが、また、効果的に悩むには、ひとと話すこと、すなわちコミュニケーションの中に身を置くことが重要であることが分かってきました。これらは、発達には、自身の考えや思いを、ひとの考えに重ねて奏でること、バランスのとれたハーモニーを奏でることが重要であることが分かってきたともいえます。

主要業績 著書

『子どもを支援する教育の心理学』(共編著)ミネルヴァ書房 2021

著書

『よくわかる心理学実験実習』(共編著)ミネルヴァ書房 2018

論文

「小学校における発達段階に応じた安全・衛生への意識強化の取り組み」(単著)『労働の科学』Vol.72, No.10. 2017

著書

『とても基本的な学習心理学』(編著)おうふう 2013

学歴

1996年3月 横浜国立大学大学院教育学研究科教育心理学専攻修了
2001年3月 筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得満期退学

最終取得学位

1996年3月 修士(教育学)(横浜国立大学)

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