Academics 学科・専攻

心理専攻

人間の心理や行動を科学的に理解し、カウンセリングや福祉の現場で活躍できる力を育てます。心理支援が必要とされる福祉や教育、医療分野での貢献が期待されます。。心理学関連の資格取得(認定心理士/公認心理師の学部科目を履修した場合)が可能です。

学びのポイント

こころを理解するために心理学のさまざまな分野での考えや発見にふれる

心理学概論をはじめ、発達心理学、臨床心理学概論等の科目を通して、心理学的にこころを捉える視点を身につけます。

こころを捉えるための具体的な方法を実践的に学ぶ

行動やことばをデータとして収集・分析・考察し、直接捉えることが出来ないこころにアプローチする方法を学びます。

こころの問題や困り感に寄り添い支援するための具体的な方法を身につける

心理的アセスメントや心理実習などを通して、現代社会におけるこころの問題・困り感への支援方法を身につけます。

カリキュラム

Pick Upゼミ

社会言語学ゼミ

日本人とアメリカ人のコミュニケーションの違いはどのような部分にあらわれ、どう解釈されるのだろう。異文化コミュニケーションがテーマの饒平名ゼミでは、そうした疑問を読み解いていきます。国内外の政治家の演説やテレビ番組で比較を行うほか、実際に日本語や英語のやり取りを録音し、意見の述べ方や沈黙の使い方などを調査。能動的な学びを通してコミュニケーションの根幹を学ぶことから、卒業後はアナウンサーや航空会社などに就職する人が多くいます。

Pick Up授業

コンピュータによる調査データの解析

エビデンス・ベーストな視点に立った計画・決定が重視される現代、大学での学修においても高度なデータ解析力が求められます。授業では統計解析用ソフトを使い、独自のデータ解析を実施できる力を身につけます。

心理学的支援法

発達的問題も含めた心理的困難を伴う対象への支援について、演習要素を含めて学修。家族や関係者における心理的問題などへの理解も深めていきます。これらの知識を基盤として、支援方法を修得していきます。

専攻で扱う学びのテーマ例

褒め言葉って万能?個に合った教育がやる気のスイッチに

C.Aさん

褒められることが学習意欲にどんな影響を与えるのか。肯定的に捉えられることの多い「褒めて伸ばす」育て方は、性格特性によってはプレッシャーや意欲低下を招くこともあります。私自身「この人はこれをやってほしいのだろうな」と期待に応えようとする「気にしい」タイプでしたが、留学先(イギリス)で多様な価値観にふれ、人によって物事の受け取り方が異なることを実感しました。性格特性を測るHSP尺度、Big 5の2つを用いて調査を進めています。集団ではなく個人の性格に合わせた支援や関わり方に貢献できる論文をめざしています。

「努力不足だった」「運が悪かった」同じ出来事でも捉え方に違いがあるのはなぜ?

R.Mさん

自分の能力を実際より高く見積もってしまう「仮想的有能感」について研究しています。188名へのアンケート調査から、男性は「世の中は公正で、努力は報われる」と信じる心(公正世界信念)が弱いほど有能感が高くなる一方、女性は他者を信頼する気持ちが強いほど有能感が低くなる傾向が見えてきました。社会的な役割や「認知の歪み」が自己評価にどう影響するかを考察しています。

その他のテーマ例

ゼミ一覧

言語研究ゼミ

音声音韻・文法・語彙・談話を対象として、音響音声学・記述言語学・言語行動学・心理言語学などの基本から最先端の研究手法を修得し、全国学会への参加もめざします。

心の健康と援助の研究ゼミ

心の健康やそれに関わる人・環境の要因について実証的な研究を行い、探求します。発表と議論を通して、主観のみにとらわれずに考察する力を身につけます。

学校臨床心理学ゼミ

学校現場で生じる子どもたちの適応の問題、対人関係の課題、学齢期の子どもたちが抱える精神健康の問題に対して臨床心理学ができる支援方法について学び、考えます。

社会心理学・文化心理学ゼミ

社会心理学・文化心理学について研究を行います。3年次は4年次の発表を聞き心理学の知識を深め、4年次は発表への意見を通じて卒業論文を作成します。

発達&教育サポート・対人コミュニケーションゼミ

発達心理学・教育心理学・社会心理学など関連領域の基本的な概念を理解し、研究方法の修得をめざします。学年の枠を超えた活発な意見交換も行います。

日英語比較分析ゼミ

さまざまなコミュニケーションの取り方を比較し、ことばと心理、文化の関係を探ります。発表と分析実践を通して実際の談話を分析する力をつけます。

専攻Topics