CLA科目
リベラル・アーツ教育を支える7つの科目群と1つの課程
創立者キダーがめざしたリベラル・アーツ教育。それを21世紀型の教養教育として「全学教養教育機構(CLA:Center for the Liberal Arts)」を中心に展開しています。全学部の学生を対象に、4年間を通じた体系的なカリキュラムを編成。さまざまな発想に触れて視野を広げながら、新しい時代に必要な教養を身につけます。
知のフロンティア科目
学びの特長
新しい知の世界と出会い、刺激を受けることによって、自ら意識改革を行い、自発的に学問を探究していこうとする意欲を持つことができます。また、リベラル・アーツの根幹である科学的な思考力、幅広く深い教養を身に付けた、豊かな人間性を涵養します。
概要
4つのテーマごとに、それぞれ数多くの科目が開講されています。例えば、次のような科目が挙げられます。
思想
哲学・心理学・青年心理・ジェンダーと教育の歴史など
社会
日本国憲法・ジェンダーから学ぶ現代社会・ジェンダーと人権・グローバリゼーションとジェンダーなど
文化・芸術
美術芸術論・デザインと表現・ファッションデザイン論・コピーライティング演習など
科学
科学技術入門・数学の基礎・統計の基礎・環境学入門・情報科学など
主な科目
開講科目の一部を紹介します。
ジェンダーと教育の歴史(履修年次 1~4年次)
歴史を見ていくと、学校教育がその時代が求める女性・男性のあり方に関する規範を浸透させる上で大きな役割を果たしていることがわかります。日本において近代学校教育制度が開始された明治から第二次大戦後を経て現代までの女性(男性)の教育の歴史をみていきます。さらに、男女共同参画社会の実現に向けて、現代的な課題をとりあげ、それに対する政策や取り組みの動向を紹介するとともに、今後の女性教育のあり方を考えます。
グループに分かれてディスカッションをするアクティブ・ラーニングの手法も使って、授業を進めていきます。
特徴
・女性の教育の歴史を時代背景とともに理解する。
・現代における女性の生き方を客観的に分析することができる。
・個別の問題を歴史的な視点からとらえ、関連づけて考えることができるようになる。
取り上げる人物と時代
近代学校教育の開始と男女別学への動向・津田梅子・与謝野晶子・平塚らいてう・大正昭和期の近代化と女子教育・戦時下の女性たち・新憲法と教育基本法ー男女共学の出発ー・現代における女子教育の動向―最新の研究調査から