Academics 学部・学科

CLA科目

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リベラル・アーツ教育を支える7つの科目群と1つの課程

創立者キダーがめざしたリベラル・アーツ教育。それを21世紀型の教養教育として「全学教養教育機構(CLA:Center for the Liberal Arts)」を中心に展開しています。全学部の学生を対象に、4年間を通じた体系的なカリキュラムを編成。さまざまな発想に触れて視野を広げながら、新しい時代に必要な教養を身につけます。

実践教養科目

学びの特長

卒業後の実社会での活躍を見据え、教養を応用・活用する具体的な能力の修得を行います。答えがひとつではない課題に積極的にかかわり、根拠に基づく判断、解決のための提案、行動ができるようになることを目標としています。的確に読解し分析する力、多角的に考える力、論理的に表現する力を修得するために、議論の進め方やディベートの方法、意見や価値観の異なる他者との対話や合意形成の方法、協働する姿勢などを実践的に学びます。

社会に積極的に関わり、判断、行動するうえで必要な能力を身につけるための科目群です。

実践教養科目

学びのデザイン例

コミュニケーション×社会

社会には答えがひとつではない問題が⼭積しています。実践教養科⽬では、社会と積極的に関わり、課題を解決に導くうえで必要なスキルを⾝に付けます。実践的な学びで培われた経験は、卒業後社会で活躍する未来の⾃分の⽀えになるでしょう。

コミュニケーション×環境

フェリス⼥学院⼤学は、環境問題を未来のために解決すべき重要な課題と捉え、教育理念「For Others」を体現する、数多くのエコ活動を実施しています。ディベートやボランティア活動を通して、環境問題をより⾝近なものとして認識し、解決に向けて積極的に⾏動できる姿勢を養います。

コミュニケーション×キャリア

聞く⼒、伝える⼒、説得する⼒、分析する⼒...実践教養科⽬で養われるスキルは就職活動をはじめとした⼈⽣のキャリアに直結するものばかり。⾃分に必要な⼒を⾒極め、⾝につけながら、理想のキャリアを描いていきましょう。

概要

実践教養科目では、以下のような力を修得する科目があります。

基礎編

読む力・書く力・聞く力・伝える力・説得する力・情報を分析する力

応用編

市民活動の意義と力・キャリアを考える力・環境問題から社会を考える力 ボランティアについて理解し、実践する力

主な科目

開講科目の一部を紹介します。

分析的・批判的思考(履修年次 1~4年次)

十分な情報収集と詳細な分析をもとに、考察の対象となる問題・課題について、肯定と否定の両面から批判的に検討し、その本質の見極めと精確な理解を試みる思考プロセスと手法を学びます。

特徴

・少人数で鍛える
人数を限定したチームディスカッションを通して、個別に設定されたテーマについて、分析、解釈、批判、理解、解決案の提示等の方法を具体的に学びます。対立する意見、他者を理解し、意思決定してゆく力を実践を通じて身につけることができます。

・学問の基礎となる思考力を学ぶ
なぜ?と問いかけ、その問いかけについてとことん考えるという姿勢は、全ての学問の基本です。
特定のテーマについて、問題点を考え、議論し、解決案を提案していく過程を実践を通じて学びます。

・社会人基礎力を身につけることができる
協同によって合意形成してゆく力、コミュニケーション力など、社会人として求められる基礎力を身につけることができます。

聞く・話すのスキル(履修年次 1~4年次)

社会で活躍するために絶対に必要とされる、「聞く」「話す」のスキルをとことん鍛える科目です。基礎となる理論を学んだうえで、バラエティに富んだ実践演習を通じて、新たな発見や成長がもたらされます。

特徴

・プレゼンテーション・コミュニケーションの基礎知識を得る
プレゼンテーション・コミュニケーションの概論を学び、基礎理論を身につけることができます。

・様々な場面で、状況に応じた、適切なプレゼンテーションができるようになる
スピーチ、プレゼンテーションに説得力を持たせることは、社会で活躍するために絶対に必要な要素です。個人で行う場合、グループで行う場合、学会、社内、社外、国際会議などのさまざまな場面を想定しつつ、実践を通じて、鍛えます。

・自分自身のコミュニケーションスタイルを確立できるようになる
様々な学部学科の学生と交流しながら、スピーチ、プレゼンテーションを実践することによって、多角的に自分の発表を振り返る機会を持つことができます。そして、最終的には、自分自身のコミュニケーションスタイルを確立することを目指します。