ジェンダースタディーズ
センター
ジェンダースタディーズセンターは、フェリス女学院大学において「新しい時代を切り拓く」女性を育成するために、学生自身が自らの生き方を考え、自立した女性として社会に参画できるようなジェンダー教育およびジェンダー研究、キャリア教育・支援を実施することを目的として、2023年4月に開設しました。
場所・開室時間
場 所:緑園キャンパス CLA棟2F
開室時間:火・水・木・金 9:00~17:00
センターの主な活動
- ジェンダー教育
フェリスの、日本で最も古い歴史を持つ近代的女子教育機関の伝統を活かしつつ、最先端のジェンダー教育を実施するこ
とで、社会で活躍しリーダーシップを発揮できる女性人材を育成する。
副専攻(ジェンダーとキャリア)について - ジェンダー研究の推進とその発信
本学内におけるジェンダー研究を推進するとともに、国内外のジェンダーに関する研究のネットワークを構築するための
拠点とする。また、ジェンダー研究を通じて女子大の意義を社会に発信する。 - キャリア教育と支援
多様なライフスタイルと多様性を認め合う社会を実現するため、生涯にわたって女性がさまざまなステージでキャリアを
形成できるキャリア教育・支援を実施する。
ジェンダースタディーズセンター3つの柱
ジェンダースタディーズセンター愛称「Gem(ジェム)」
11月に行われたフェリスの学園祭で、私たちは学内パトロールとセンターの愛称投票を行いました。
そして、その投票の結果センターの愛称が決定しました。
ジェンダースタディーズセンターの愛称は「Gem(ジェム)」です。
この愛称に込められた思いは次の通りです。
「ジェンダースタディーズセンターのファーストネームである「ジ」を取り上げ、宝石と本当にいい人という意味があるGemを推薦します。
本当にいい人たちが活躍する、フェリス女学院大学の宝石みたいなセンターという意味を込めています。
また、Dreamの発音にも似ており、社会で活躍できるようなリーダーシップをもつ女性人材を育成するという夢の意味合いも含んでいます。」
ジェンダーカフェ
ジェンダースタディーズセンター内で、定期的に「ジェンダーカフェ」を開催して、学生と教員がテーマに沿って意見を交換しています。テーマは、参加学生の興味や関心に基づいて決めています。
過去のジェンダーカフェの内容
第1回(6月9日)
テーマ:「あなたのジェンダーライフヒストリー」
内容:これまで学校で感じた「ジェンダー」についてみんなで持ち寄り、議論しました。女子生徒の制服に関すること(スカートかスラックスが選べた、スカートのみだった等)、体育祭や生徒会長などのリーダーでは男子生徒が多かったことなどの意見がでました。中国からの留学生も参加してくれたので、中国の学校教育におけるジェンダー事情についても聞きました。
第2回(7月14日)
テーマ:「保健室の先生にきいてみよう!カラダのこと、婦人科のこと」
内容:大学の保健師に月経の悩みや婦人科受診など普段相談しにくい悩みや疑問を聞きました。また、月経痛や周期の悩み、子宮頸がん予防ワクチンについての疑問などの悩み・疑問を共有しました。
センターの活動実績
2023年度
6月21日 ジェンダースタディーズセンター開設記念「ジェンダーでクラシック音楽を考える」実施
2023年4月に設置された「ジェンダースタディーズセンター」の立ち上げイベント。出演者からクラシック音楽の諸問題をジェンダーの観点からお話いただきました。
概要:フェリス女学院大学 ジェンダースタディーズセンター開設記念「ジェンダーで クラシック音楽を考える」|フェリス女学院大学 (ferris.ac.jp)
7月21日 「私たちが考える女子大の役割」公開プレゼンテーションを共催
「プロジェクト演習」履修学生チームによるプレゼンテーション「私たちが考える女子大の役割」を公開形式で開催しました。(ジェンダースタディーズセンター共催)
概要:フェリス女学院大学学生がプレゼンテーション「私たちが考える女子大の役割」を公開 -ジェンダースタディーズセンター共催で7月21日(金)開催-|フェリス女学院大学 (ferris.ac.jp)
メディア紹介:「プロジェクト演習」履修学生チームによる公開プレゼンテーション「私たちが考える女子大の役割」(2023/7/21開催)がメディアに紹介されました|フェリス女学院大学 (ferris.ac.jp)