教員紹介・ゼミナール
教員紹介
SHIOMURA, Kimihiro
潮村 公弘 (しおむら きみひろ)
職位 |
教授 |
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大学院での研究指導分野 |
文化心理学・認知社会心理学 |
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専門分野 |
文化心理学・認知社会心理学 |
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教育・研究内容の紹介 |
文化、認知、コミュニケーションといったキーワードから研究に取り組んでいます。具体的なテーマとしては、文化(異文化)、社会的ステレオタイプ、自己意識、文化的自己観、非意識などの問題について、学生の皆さんと共に考えていけたらと思っています。 |
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主要な教育研究成果 |
最近の主要研究テーマは、文化的自己観、社会的ステレオタイプ(中でも潜在的ステレオタイプ)、偏見的認知です。いずれも「文化」と「(社会的な)認知」 が関わることに関心を向けています。特徴的な点としては、社会的なステレオタイプの中でも、非意識的な(すなわち自分でさえ気づくことができないような無意識的な)心のはたらきについて最新の心理技法を用いてアプローチをしています。 |
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主要業績 | 論文 |
『関係流動性ならびに文化的自己観と集団表象の関連が内集団他者に対する自己謙遜表出に及ぼす影響 ―日本的コミュニケーション・スキルの媒介効果―』(共著:船越理沙・潮村公弘)多文化関係学 第10号 2013 |
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論文 |
「自己に対する評価や有能感にかかわる諸問題」(単著)『多文化・共生コミュニケーション論叢』 第8号 2013 |
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論文 |
“Overweight People Have Low Levels of Implicit Weight Bias, but Overweight Nations Have High Levels of Implicit Weight Bias.” (共著:Marini, M., Sriram, N., Schnabel, K., Maliszewski, N., Devos, T., Ekehammar, B., Wiers, R., Cai, H., Somogyi, M., Shiomura, K., Schnall, S., Neto, F., Bar-Anan, Y., Vianello, M., Ayala, A., Dorantes, G., Park, J., Kesebir, S., Pereira, A., Tulbure, B., Ortner, T., Stepanikova, I., Greenwald, A. G., & Nosek, B. A.) PLoS ONE 8(12)2013 |
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論文 |
“National differences in gender-science stereotypes predict national sex differences in science and math achievement.” (共著:Nosek, B. A., Smyth, F. L., Sriram, N., Lindner, N. M., Devos, T., Ayala, A., Bar-Anan, Y., Bergh, R., Cai, H., Gonsalkorale, K., Kesebir, S., Maliszewski, N., Neto, F., Olli, E., Park, J., Schnabel, K., Shiomura, K., Tulbure, B., Wiers, R. W., Somogyi, M., Akrami, N., Ekehammar, B., Vianello, M., Banaji, M. R., & Greenwald, A. G.) Proceedings of the National Academy of Sciences 106 2009 |
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学歴 |
1991年3月 東北大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了 1993年3月 東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学 |
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最終取得学位 |
2014年9月 博士(文学)(フェリス女学院大学) |