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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

YOHENA, Shoko

饒平名 尚子 (よへな しょうこ)

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職位

教授

大学院での研究指導分野

社会言語学(談話分析)

専門分野

英語学・社会言語学

教育・研究内容の紹介

社会言語学は、言葉と社会の関係を考察する学問です。様々な会話を録音分析し、会話のスタイルと文化、社会、ジェンダーなどをキーワードに、日米のサブカルチャーと言葉を見つめ、互いの誤解の根底にあるものを探っています。

主要な教育研究成果

実際の会話の録音・録画データ(またはウェブ上の文章等)を丁寧に細かく見ていくことにより、話し手と聞き手(または情報の発信者と受け手)がどのようにコミュニケーションをしているかを探っています。具体的には、次のようなテーマで研究をしています。
(1) 沈黙や省略など「言わない」部分がどのように会話の中で用いられ、解釈されるのか。
(2) 語ること(ナラティブ)について、人は聞き手との共同作業の中でどのように語り、新しい物語を作るのか。語るということが人間にとってどのような意味があるのか。
(3) ジェンダーとことばの関わりについて
(4) 日・米の異文化コミュニケーションについて

主要業績 論文

子どもの想像の物語における仮説形成とポジショニング」(単著)『ナラティブ研究の最前線―人は語ることで何をなすのか』佐藤彰・秦かおり編 ひつじ書房 2013

論文

Some Characterstics of Life Stories Narrated as Conversion Testimonies by Japanese Christians(単著)『フェリス女学院大学文学部紀要』第47号 2012

著書

フェリス・ブックス(9)『言わなかったことば-沈黙もコミュニケーション』(単著)フェリス女学院大学 2005

論文

”Conversational styles and ellipsis in Japanese couples’ conversations.”(単著)Lynn Thiesmeyer ed. Discourse and silencing, John Benjamin.出版(イギリス)2003

学歴

1994年5月 Georgetown University (USA) 博士課程 Department of Linguistics卒業

最終取得学位

1994年5月 Ph.D. in Linguistics (Georgetown University, USA)

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