緊急事態宣言解除後の新型コロナウイルス感染拡大防止および学生・教職員の安全確保のための基本方針について(6月12日)

学生および保証人の皆様

5月25日(月)に緊急事態宣言が解除され、同時に神奈川県を含む地域が特定警戒都道府県からも解除されました。
緊急事態宣言は解除されましたが、感染第二波に備えた調査・観察を行いつつ、感染防止策を講じて、社会活動を維持していくことが求められております。
フェリス女学院大学は、学生および大学に連なる一人ひとりの安全を確保し、教育研究の質を高く保つことを最優先として、必要な諸措置を検討・実施してまいります。そのための指針として、以下の基準を作成いたしました。

新型コロナウイルス感染拡大防止および学生・教職員の安全確保のための基本方針
本学は神奈川県下にありますが、学生は関東近県からも通学していることから、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、静岡県の状況を注視しつつ、特に東京都および神奈川県、横浜市の状況に鑑み、以下の方針で判断します。
段階 感染リスク 行政からの要請など キャンパス 授業実施方針 課外活動
Level_0 なし(国内で新規感染者が確認されない状況:終息宣言) 特になし 開放 対面授業 全面的に許可
Level_1 低(新規感染者は限定的) 日常的な感染防止習慣の呼びかけや注意喚起 感染防止対策を行いつつ利用可 感染防止対策を行いつつ対面授業を基本とする 感染防止対策を行いつつ許可
Level_2 中(新規感染者数に変動が見られる) 教育現場への感染予防対策指導、首都圏における移動の注意など 制限
(限定的に大学施設の利用を認める)
遠隔授業を基本とする 禁止
Level_3 高(新規感染者が多い) 外出自粛、首都圏を含む地域的な移動制限など 学生の入構禁止 全て遠隔授業 禁止
Level_4 とても高い(新規感染者数が非常に多い:緊急事態宣言) 休業要請、外出自粛、全国的な移動制限など 学生の入構禁止 全て遠隔授業 禁止
本学としては、現状をLevel_2と認識しており、2020年度前期の授業については原則として全て遠隔授業で実施することを決定しております。
また、緊急事態宣言の解除は、新規感染者が減少傾向であるとの判断に基づくものではありますが、まだ安心して外出を自由にできる状況にはないと考えております。当面の間、緑園・山手両キャンパスへの入構制限は行いますが、十分な感染対策を施しつつ、順次、図書館等の施設の限定的な再開を検討してまいります。

なお、本学における学修支援制度等に関しては大学公式サイトのご案内や「2020年度前期 授業及び学生生活についてのQ&A」をご確認ください。
また、学生の皆さんは、必要に応じて「FerrisPassport」のQ&Aからご相談ください。

皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
フェリス女学院大学学長
新型コロナウイルス対策本部長
荒井 真
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