2021年度の授業実施方針等について

学生・保証人・教職員各位

新型コロナウイルスの感染状況が第三波ともいわれる状況下にありますが、本学の2021年度の授業実施方針について、お知らせいたします。

2020年度後期は、対面授業でなければ十分に学修成果を保証できないと考えられる科目・大学の施設を利用しないと学修できない科目を対面授業とし、それ以外の科目は遠隔授業を基本としておりますが、2021年度は、本学が定める「基本方針」のLevel_1の状況にあることを想定し、対面授業を基本として行う方針といたしました。また、あわせて、基礎疾患のために感染防止にさらなる配慮が必要な学生等へも学修機会が保証できるよう対策を講じていくことといたします。

対面を基本としつつ、配慮の必要な学生への対応として引き続き遠隔授業が行えるように、授業方法の検討(FD活動)、各教室の施設設備の改修、学内のネットワーク環境の拡充を進めております。具体的には、対面での授業を行いつつ、その授業を遠隔で同時に受講できるようにすることや、授業の録画を後刻配信するなどの対応ができるような準備を進めます。
先生方には、この方針のもとで来年度のシラバス(授業計画)の作成を依頼させていただいております。

また、対面授業を基本とすることで、多くの学生が登校してくることになりますので、キャンパス内での感染防止対策として所謂「三密」の回避など、現在以上の対策についても再整備を行っております。

ただし、新学期にLevel_1の状況に無い場合等、授業実施方法の見直しをせざるを得ない状況もあると考えております。その場合においても、学生、教職員等、本学に関わる全ての人の健康と命を最優先に、次善の策を講じていく所存です。

学生および入学予定者のみなさまにおかれましては、4月以降の住居の検討も必要かと思われますが、感染状況の推移に鑑みて、2月末時点で方針の変更の有無について改めてお知らせいたします。日々状況が変化し、先の見えないなかではありますが、本学としては新年度に向けて上記の方針で取り組んでまいりますことをお知らせいたします。

2020年12月4日
フェリス女学院大学
新型コロナウイルス対策本部

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