フェリス女学院大学が「学修サポートセンター」を2022年4月に開設 学生の主体的な学修を支援・促進します

フェリス女学院大学では、2022年4月に「学修サポートセンター」を開設し、附属図書館内のラーニングコモンズエリアに設けられた専用スペース「サポートデスク」において、ライティングサポートを開始しました。

2020年4月のラーニングコモンズ開設の際に設置されたラーニングコモンズ設置準備ワーキンググループでは、「場としてのラーニングコモンズ開設」を計画することを主たる目的としつつも、その場を活かすための具体的な内容や運営面についても検討を重ねました。ラーニングコモンズを開設後は、それを引き継ぐ形で、学修サポートセンター設置準備ワーキンググループが、学生の主体的な学修の支援・促進を目的とした、大学としてのサポートのあり方の検討を続けてきました。その結果、「学生の論理的な文章表現力の向上」「説得的なプレゼンテーション能力の向上」「的確なリサーチ遂行能力の向上」を中心として、主体的な学修の促進を支援することをコンセプトとし、先ずはライティングサポートを中心として活動を開始することとしました。

サポートの開始にあたっては、各学部・学科の授業科目でライティングの授業を担当している教員への実態調査を実施し、指導における課題の共有を行う一方、1~2年次の学生を対象としたアンケート調査を行い、学生のニーズも把握した上で、2021年度後期には、ラーニングコモンズ内のサポートデスクで、ライティングサポートを試行的に開始。1回30分の対面での指導のほか、オンラインでの指導も実施しました。さらに実態に即した支援が実現できるよう、指導を受けた学生の感想や声を集めて2022年4月の開設の準備を進めました。

2022年4月の本格稼働後、当面の間はライティングサポートを中心として行うことになります。2023年度には、全学共通のライティングの授業科目の設置を目指し、今後はプレゼンテーションやリサーチ遂行能力の向上を始めとする、学生の主体的な学修の促進に向けた支援体制をさらに整えていきます。

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