ベトナムフェスタin神奈川2024で、ベトナムの環境問題を学ぶワークショップを実施

Ferris Global Future Friends

ベトナムフェスタin神奈川2024(神奈川県庁)

概要

アジア現地実習(ベトナム)に参加した学生が立ち上げた環境団体”Ferris Global Future Friends”が、ベトナムフェスタin神奈川2024で、ベトナムの環境問題を学ぶワークショップ「わらの紙に描こう!敬老の日プロジェクト」を実施

アジア現地実習(ベトナム)に参加

現地フエ大学の学生から、稲わらを燃やさずに紙としてアップサイクルすることで、大気汚染を減らし、農家の収入を増やそうとするプロジェクトについて学びました。実際に稲わらの紙づくりも体験。また、ハノイにあるUNDPベトナム(国際連合開発計画)にも訪問し、ベトナムにおける環境問題や、国際機関の最前線の取り組みについて学びました。

稲わらを使用した紙づくりを体験
ハノイにあるUNDP(国際開発連合)を訪問

ベトナムでの学びを伝えたい!実習での学びをヒントにワークショップを企画

ベトナム実習で学んだことを共有したいと思い、ベトナムフェスタin神奈川2024でワークショップを企画することに。イベントが敬老の日と近いことから、アップサイクルした稲わらの紙を使って、参加者に敬老の日のメッセージを書いてもらうワークショップを考案しました。材料となるわらの調達から製作までフエの友人と協力しながら試行錯誤を重ねて、当日使う紙を作成。稲わらの紙の制作過程がわかる動画も併せて制作し、環境問題への意識を高めてもらうことを目指しました。

稲わらの紙を使用したワークショップを企画
稲わらの紙づくりの様子

ベトナムフェスタin神奈川2024でベトナムの環境問題を学ぶワークショップを実施

ワークショップは、象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1−1)で行われました。ワークショップ前に、参加者に向けてアジア現地実習で学んだことや、稲わらを紙としてアップサイクルすることの重要性を説明しました。

体験ブースは、参加者にベトナムを身近に感じてもらえるように展示や装飾を工夫。ベトナム模様のスタンプも用意しました。子どもたちはメッセージを書いたり、イラストを描いたり、スタンプを押したりして楽しみながらオリジナルカードを作成していました。


■ベトナムフェスタin神奈川2024概要

期間       2024年9⽉6⽇(金)~9月8日(日)

会場       経済プログラム:横浜ベイホテル東急
    交流文化プログラム:日本大通り、神奈川県庁本庁舎、象の鼻パーク、象の鼻テラス

目的  ベトナムと神奈川県両地域の相互理解を深め、将来にわたる両地域の継続的な成長と発展を目的として開催。交流を通じてベトナムの文化や魅力が感じられるプログラムが多数。

Voice 学生の声

国際交流学科 4年

近藤深友

ベトナムフェスタin神奈川2024で開催した企画は、稲わらの焼却が大気汚染や地球温暖化に繋がる問題を、体験型のワークショップを通じて、参加者に環境課題を身近に感じてもらえるよう工夫しました。

準備期間は、限られた時間やリソースの中で、学んだことをどのように効果的に伝えるかを模索しながら進行しました。調整に苦労する場面も多々ありましたが、講義で得た知識を実践に移し、社会への貢献に繋げることができ、達成感を感じられました。今後も、国内外の仲間とともに協力し、大学での学びをアウトプットに繋げていきたいと思います。