「褒め言葉」は、どんなときも、誰にでもプラスなのか?
卒業研究で、「教師から褒められた体験が学習意欲に与える影響」について調べています。同じように褒められても、「もっと頑張ろう!」と思う人もいれば、「なんだかプレッシャーに感じてしまう」という人もいます。こうした受け止め方の違いには、それぞれの性格特性が関係しているのではないかと考えました。性格特性を測るHSP尺度とBig Fiveを用いて調査を行い、褒められた体験が学習意欲に与える影響を、性格特性の違いに着目しながら明らかにしたいと考えています。
子どもの頃から、人の表情や声のトーンにとても敏感で「この人は今こうしてほしいのかな」と感じ取りやすいタイプでした。実体験から、授業や習い事の場面で同じ言葉をかけられても、人によって受け止め方が違うと気づいたことが、この研究テーマにつながっています。
また、「心理学」や「青年心理」の授業を受ける中で「人は一人ひとり違う」ということを理論的に学べたのがとても興味深く、「もっと深く知りたい」と思うようになりました。そして、その視点が一番生かせる分野は教育ではないかと感じました。生徒が「集団」として見られることも多い教育現場で、「個」にも目を向けることの大切さを伝えられる論文にしたいと考えています。