2021年度の授業方針について~学長メッセージ~

学生・保証人・教職員各位

新型コロナウイルスの感染状況は予断を許しませんが、本学の2021年度の授業方針についてお知らせいたします。

昨年12月4日付の「2021年度の授業実施方針等について」では、2021年度は本学が定める「基本方針」のLevel_1の状況にあることを想定し、それを対面授業再開の前提としておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の罹患者数は下げ止まりを見せており、このまま2020年度の「基本方針」に従い、対面授業の開始を遅らせた場合、学生の皆さんの大学における学修機会を十分に保証できないのではないかと危惧しております。
そこで、学生の皆さん及び教職員の健康の確保を基本としつつ、2021年度からの新しい「基本方針」を作成し、学生の皆さんの学修機会をより一層拡充することといたしました。
2020年4月には、新型コロナウイルスという未知の病原体について十分な情報がない状況下で対策をはじめましたので、安全を最優先とした方針をとりましたが、感染症発生から一年以上が経ち、当該感染症に対する情報・知見が増え、感染予防についても一定の経験を重ねることができました。入構時の体温チェックや、いわゆる「三密」の回避、消毒の徹底などのキャンパス内での感染防止対策を講じることで、この間、本学のキャンパス内での感染は防ぐことが出来ております。

そこで、2021年度は、改訂した「基本方針」のLevel_2にあることを前提として、引き続き徹底した感染防止策をとりつつ「対面授業」を基本とし、学生の皆さんのキャンパスでの学びを維持してまいります。
当然のことながら、基礎疾患等のために配慮が必要な学生の皆さんには、教室で実施される対面授業にオンラインで参加できるよう、学修機会を保証する対策を講じます。

その他の学生生活に関わる最新の方針・対応は、本学公式サイト「本学の新型コロナウイルス感染症への対応について」を随時更新してまいりますのでご確認ください。

本学は新年度を上記の方針で取り組んでまいりますので、何卒ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

フェリス女学院大学
学長 荒井真

※感染防止策、及び、授業実施、受講の詳細については後日お知らせします。

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