フェリス女学院大学が2023年度から「副専攻制度」を導入　主専攻に「もう一つの学び」を加えることで「新しい時代を切り拓く女性」を育成

フェリス女学院大学では、2023年度から、各学科(※1)に置かれている主専攻に加えて、全学部学科横断型の「副専攻制度」を導入します。学生が身に付けられるスキルを増やすことで、時代のニーズに即して多角的な視点から問題解決を図る能力を育成することが、新設する「副専攻制度」の目的です。

本学ではこれまでも、各学科の数多くの専門科目を他学部・他学科の学生が履修できる「開放科目」制度を置いていました。「開放科目」の制度により学びの幅を広める土台は存在していましたが、学生が知識・スキルを総合的に捉えたうえで統合することができるように、諸科目の関連性を明確にし、「副専攻」という形で学びの方向性を体系化して示すことにしました。

2023年度のスタートに向けて、現在、次の3つの副専攻の設置を構想しています。
・ジェンダーとキャリア
・デザインと表現
・データサイエンス

各副専攻では、各学科の専門科目およびCLA（全学教養教育機構）科目(※２)によって構成された指定科目群から20単位を修得することとします。副専攻修了者には、就職活動開始前の時期に「修了証」を発行。就職活動に活かすことができます。
なお、「ジェンダーとキャリア」では、さらにプロジェクト型の演習を設けて、リーダーシップ養成コースも設置予定です。

3つの副専攻の紹介についてはこちらからご覧ください。
https://www.ferris.ac.jp/program/minor/

(※1)文学部（英語英米文学科、日本語日本文学科、コミュニケーション学科）、国際交流学部国際交流学科、音楽学部音楽芸術学科の3学部5学科。
(※2) CLA（全学教養教育機構：Center for the Liberal Arts）科目
CLA（全学教養教育機構：Center for the Liberal Arts）は、フェリス女学院大学のリベラル・アーツ教育の拠点として2017年4月に設置された。新しい時代に主体的な役割を果たすために必要な知識と語学運用能力、課題発見・問題解決の方法を 4 年間にわたって修得するため、「キリスト教科目」「語学科目」「知のフロンティア科目」「実践教養科目」「フェリス教養講義科目：For Others」「健康・スポーツ科目」「留学生科目」「FERRIS＋（フェリスプラス）実践教養探求課程」の 7 つの科目群と 1 つの課程で構成されたカリキュラム。

以上

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