「新しい時代を切り拓く女性」を150年以上にわたって育ててきたフェリス女学院大学では、2023年度から、全学部学科横断型の「副専攻制度」を導入します。既存の3学部5学科の学びに加えて、「今」の時代を生きる女性にとって必要なスキルを、「副専攻」というスタイルで身につけられる仕組みです。
副専攻修了者には「修了証」を発行。就職活動にも活かすことができます。
「ジェンダーとキャリア」では、①ジェンダー・スタディーズ・コースと、さらに深く学びたい学生のために②ジェンダー・キャリア・コースを設置。女子大ならではの観点から、ジェンダーについての独自の視点を育むとともに、社会で活躍する先輩方の姿を通して自身のキャリアを考えるという、2段構えの構成になっています。
《主な授業科目》
「ジェンダーから学ぶ現代社会」「ジェンダー&セクシュアリティ入門」「ジェンダーと人権」「男女共同参画政策」「女性とキャリア」「男性学」「地域社会と女性リーダー」「プロジェクトで学ぶ」「ジェンダーと教育の歴史」「キャリア形成の理解」「キャリ系の知識を深める」「社会人基礎力の修得と実践」など
「デザインと表現」は、音楽学部を有するフェリス女学院大学ならではの専攻です。まずはベース科目によってさまざまな文化表現の基礎を学び、さらに「ファッション、スペース」「メディア、プロダクト」「グラフィック、エディトリアル」「コミュニケーション、ビジネス」「サウンド、ビジュアル」の5つのエリアに分かれて各々の興味関心を追究します。美術史、建築史、デザイン史といった一般的な科目も設置。感性と論理力を鍛えることで、実社会で役立つ確かなスキルが身に付きます。
《主な授業科目》
「デザインと表現」「音楽とデザイン」「色彩と表現」「ことばとデザイン」「美術芸術論」「ファッションデザイン論」「都市生活の空間デザイン」「PA Digital Fabrication Lab.」「マルチメディア制作I(CG・DTP編集)」「編集デザインスキル」「コピーライティング演習」「PA Moving Images, Movies」「コンピュータ音楽制作」など。
あらゆる領域でデータの利活用が進む現代。フェリス女学院大学では、文部科学省による大学でのデータサイエンス教育課程を参照し、フェリスらしさを加えた「基礎(DSb)」「応用(DSa)」「プログラミング(DSp)」の3段階で学びを展開。「基礎」で情報リテラシーやAIに関する初歩的な知識を修得し、仕組みを理解しながら数理的思考や実践的なスキルを磨く、積み重ね型のプログラムとなっています。
《主な授業科目》
「情報リテラシー:コンピュータサイエンス入門」(DSb)
「情報リテラシー:データサイエンス入門」(DSb)
「テキスト分析(Web上データの潜在意味分析)」(DSa)
「原因と結果のデータ分析(AMOSによる共分散構造分析)」(DSa)
「Rによる初級プログラミングとデータ分析」(DSp)
「PythonとC#による日本語自然言語処理プログラミング」(DSp)