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引地達也准教授の著書『ガイドライン 社会教育施設における障がい者の学びの場づくり ―「誰もが学べる」生涯学習の発展に向けて』が出版されました
引地達也准教授(グローバル教養学部心理コミュニケーション学科)の著書『ガイドライン 社会教育施設における障がい者の学びの場づくり ―「誰もが学べる」生涯学習の発展に向けて』が出版されました。
『ガイドライン 社会教育施設における障がい者の学びの場づくり ―「誰もが学べる」生涯学習の発展に向けて』
出版社:ラグーナ出版
出版日:2025年10月1日
著 者:引地達也
地域の社会教育施設を「誰もが学べる場」とするために
本書のテーマは、大きく二つの柱から成る。「障がい者、ひいてはすべての人々の生涯学習の場を広げるには」、そして「社会教育施設をいかに『学びの場』としていくか」という問題意識である。
障がいへの理解を深め、既存のリソースを活用し、さらには場に集う人々の「ともに」という感覚を大切にする。「......サービス提供にあたっては『理解』よりも、人間が肌感覚で持っているであろうケアの認識を確認するのが先決だ。この心持ちがあって初めて理解が進むとのプロセスを確認したい」(本書「おわりに」より)。その帰結として、地域における豊かな文化生活の実現が可能となる。
著者による現場での聞き取りを含む調査、議論や対話に基づく豊富な情報・事例をコンパクトにまとめ、巻末にはグループディスカッションなどに便利な「研修用整理ノート」を掲載。地域の社会教育施設を活用し、豊かな障がい者の学びや生涯学習を実現するうえで、必携のガイドライン。
※本書は、令和5(2023)年度文部科学省「地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進」事業においてみんなの大学校が実施した「各種障がいへのオンラインでの学びとSDGs講座及び指定管理業者との場づくり研究」の成果物をベースとし、一部加筆訂正したものです。
