「正しいけれど、ちがう」が教えてくれた言葉と文化の関係
日韓の「心」に関連することわざを比較・研究しています。
韓国語が好きで勉強を続ける中で、韓国・梨花女子大学への交換留学を経験し、「自分の話す言葉は文法的には合っているのに、どこか不自然に聞こえる」と感じたことが、研究の出発点です。また、ネイティブの友人から「その言い方はあまり使わないよ」と教えてもらうことが何度もありました。
そこで、「言葉そのものの正しさ」だけではなく、その背景にある文化や価値観が、表現の選び方やニュアンスに大きく影響していると実感しました。
卒業論文のテーマを考えるとき、「韓国語に関わることがしたい」「文化や価値観の違いを言葉から捉えたい」と考え、先行研究を調べていく中で出会ったのが、ことわざ研究でした。ことわざには、人が大事にしてきた価値観や生き方の知恵が凝縮されていると感じ、「心」に関わる日韓のことわざを集めて比較することにしました。