教員紹介・ゼミナール
教員紹介
Benjamin MIDDLETON
ベンヤミン ミドルトン (べんやみん みどるとん)
職位 |
教授 |
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大学院での研究指導分野 |
現代社会・グローバル化の社会学、現代思想 |
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専門分野 |
社会学、社会運動史、思想史、日本近現代史 |
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教育・研究内容の紹介 |
グローバリゼーションの時代は世界を一つに結びつけるという点で前例のない可能性をもっています。しかし、新世紀のテロ・戦争・帝国情勢が語るように、それは決して「一つの世界」あるいは「グローバル・ヴィレッジ」(世界が村になること)のような一元化された姿を示す事象ではありません。こうしたグローバル化の時代に、社会のさまざまな現象がどう変わっていくのかを調べ、その思想的背景と社会学理論も深く考えてゆきます。 |
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主要な教育研究成果 |
授業では、社会学および社会科学の理論および応用編を教えています。幅広く日本やアメリカやオーストラリアの事情を社会学的に考察します。演習系の授業では、ツーリズムや観光の社会学分析に力を入れています。言語的には、日本語で行う授業、英語で行う授業、両方とも使う授業があります。 また、グローバル化が進む中、学生が対応できるように、夏期にはオーストラリア現地実習を担当しています。毎年10~20名の学生を引率して、3週間ほど ゴールドコーストのボンド大学に向かいます。学生がホームステイしながら、大学で英語の集中講座もオーストラリアの歴史と文化および政治と社会の講座を受けます。さまざまな学外遠足にも一緒に行きます。 |
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主要業績 | 著書 |
Japan and the High Treason Incident.(共編著)Masako Gavin and Ben Middleton (eds). London & New York: Routledge, 2013 |
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著書 |
The Boxers, China, and the World. (共著) Robert Bickers and Gary Tiedemann (eds). Lanham: Rowman & Littlefield, 2007 |
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著書 |
『帝国を撃て』(共著)梅森直之編 論創社 2005 |
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論文 |
「高田保馬-忘れられぬ社会学の巨人」(単著)『アステイオン』64号 2006 |
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学歴 |
1998年 コーネル大学(米国ニューヨーク州)大学院歴史学研究科博士課程 |
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最終取得学位 |
1997年1月 修士(文学)(コーネル大学大学院) |