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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

KATSUTA, Koki

勝田 耕起 (かつた こうき)

教育研究業績詳細はこちら

職位

教授 [基幹教員]

大学院での研究指導分野

日本語学(日本語史)

専門分野

日本語学・第一言語教育

教育・研究内容の紹介

日本語の歴史(変化)について研究しています。1000年前の古い日本語から、現代の“変な日本語”や女性ファッション誌の言葉など、視野を広くもって語彙と文体について追究しています。また、そのような言語観察の結果や国語辞典・古語辞典に見出せる特質を、教育に生かしていく方向(高大連携や大学生・社会人の文書作成サポート等)を検討しています。

主要な教育研究成果

フェリス・ブックス(21) 
『国語辞典女子-今日から始める日本語研究』 (単著)
出版社:フェリス女学院大学
発 行:2014年3月

ことばの意味を知りたいとき、大抵拠り所とするのは手元にある国語辞典です。が、実は語義の説明は辞書によって異なるので、複数のものを引き比べるのが好ましいのです。本書は、その比較自体を楽しみつつ日本語を観察することが学問への入り口になっている、ということを分かりやすく紹介した入門書です。「足 を(足元を)すくわれる」という慣用句や「おじゃる」という身近な古語から、辞書、そして言葉の世界に分け入ります。

主要業績 論文

「平安鎌倉時代の助数詞「遍」「返」「反」「度」―今昔物語集と続古事談を中心に―」『日本語変異論の現在』 大木一夫, 甲田直美編、ひつじ書房 2024.5

著書

「『古本説話集』の語彙」『シリーズ〈日本語の語彙〉2 古代の語彙ー大陸人・貴族の時代ー』 勝田耕起, 浅野敏彦, 兼岡理恵, 池田証寿, 藤本灯, 安本真弓, 百留康晴, 大木一夫, 藤原浩史, ジスク マシュー, 後藤英次, 藤井俊博 (共著)、佐藤武義編、朝倉書店 2021.7

論文

「古辞書をつかう」『ガイドブック日本語史調査法』 大木一夫編, ひつじ書房 2019.5

論文

「20代女性向けファッション雑誌における言語の特徴-外来語の場合-」(単著)『フェリス女学院大学文学部紀要』46号 2011.3

学歴

1993年3月 東北大学文学部国語学専攻卒業
1995年3月 東北大学大学院文学研究科日本語学専攻博士前期課程修了
2000年3月 東北大学大学院文学研究科日本語学専攻博士後期課程単位取得満期退学

最終取得学位

1995年3月 修士(文学)(東北大学)

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